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2012年12月、3rdアルバム『マリアンヌの誘惑』をリリースした直後に、超絶ベーシストのジュリエッタ霧島を迎えて新装開店したキノコホテル。彼女たちは3月より早くも6曲入りのミニ・アルバムの制作に入っているが、今回もエンジニアに中村宗一郎を迎え、スタジオ「ピースミュージック」で録音を行うとのこと。発売は5月1日(水)、タイトルは『マリアンヌの逆襲』の予定である。本作ではオリジナル曲はあえて録音せず、「キノコホテルが取り上げることにより、現代においても効力のある楽曲」をチョイス。phewが在籍していた日本のオリジナル・パンクのアーントサリーや、東京のクラブ・シーン黎明期の最重要バンドとして知られる東京ブラボーの楽曲、公害をテーマにした異色映画『ゴジラ対へドラ』のテーマ曲、クニ河内がカルメン・マキに書いた幻のガレージ・パンク曲などの楽曲が収録される予定だ。それぞれの作品が生まれた年代はばらばらだが、近年のキノコホテルの実演会でも演奏されている楽曲ばかりである。
アルバムは、パンク/ニューウェイヴ的な要素が強く、タイトル通りアグレッシヴで濃厚なサウンドになるという。「オリジナル曲を知らない人は決して"カバー・アルバム"とは呼ばないでください」(キノコホテル広報部より)とのことだ。
また、4月からは<サロン・ド・キノコ~淫力魔女の生贄>という凄まじいタイトルのツアーがスタート。定期的に開催される札幌、東京、名古屋、大阪、福岡に加えて、今回は、新潟、神戸、沖縄、島根にも上陸する彼女たちは、きっと新作からのナンバーも聴かせてくれることだろう。
さらに札幌においては、<サロン・ド・キノコ~恐怖女子高校・悶絶不良学級>という女性のみが観覧出来る特別企画も開催される。こちらは通称「女子会」と呼ばれる、通常とは異なる内容で、「教育実習生」としてキノコホテルと交流のあるネオ渋谷系シンガー・野佐怜奈もゲスト参加することとなっている。
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キノコホテル オフィシャル・サイト