日本の女子高生がTwitterに投稿した写真がきっかけで、今やインターネット上で大ブームとなった「まかんこさっぽう」。最近では、日本屈指のエリート集団・灘高の生徒が100人規模の壮大な作品を投稿して話題となりました。
ブームは国内に留まりません。海の向こうアメリカでも、なぜか「HADOUKEN」という名前で大流行中。全米のアホ写真愛好家が、日夜工夫を凝らした作品をアップし続けています。
そんな「まかんこうさっぽう=HADOUKEN」ブームが、ついに「公式」を動かします。格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズで知られるUSカプコン主催で、波動拳コンテストが開催。上位3名の入賞者には、Xbox版もしくはPS3版の『ストリートファイター アニバーサリーコレクション』が贈られました。
それにしても、ユーザー発のムーブメントにこんなに素早く反応する「反射神経」は、なかなか日本の企業には見られないもの。さっそく、USカプコンのSenior Online Community Specialistピーター・ロスさんに、なんでこんなコンテストを開催したのか、真意を聞いてみました!
―そもそもこのHADOUKENブーム、アメリカではいつ頃から流行りはじめたんですか?
詳しいことは分かりませんが、このブームは3月の終わりくらいに日本からやってきたと聞いています。日本では別の名前で呼ばれているそうですが、アメリカでは格闘ゲームの『ストリートファイター』シリーズの知名度が高いので、「HADOUKEN」として定着したようです。こっちでもネットを中心に大流行していて、hadoukening(ハドウケニング)なんていう言葉もあるぐらいですよ。
―なぜ、波動拳の「公式」であるカプコンがコンテストを開催したのですか?
カプコンファンの人がこの「ハドウケニング」について話をしているのを聞いて、すぐに「これはカプコンとして何かをしなくてはならない!」と考えました。ご存知のように、波動拳は『ストリートファイター』のシンボルでもあるリュウの必殺技です。しかし写真をアップしている人の中には、そのことを知らずにHADOUKENという言葉を使っている人もいたので、PR効果も高いと考えたのです。
―最後に、日本のファンにメッセージをお願いします!
コンテストは終わってしまいましたが、USカプコンではまだまだみなさんの写真をお待ちしています。今回のコンテストでも、何通も日本からの投稿がありましたが、どれもものすごく楽しくて、クリエイティブな作品ばかりです。面白い作品を作るコツは、なにより自分で楽しむこと。「弱パンチ波動拳」なんて弱々しいのではなく、「真空波動拳」や「滅・波動拳」のような、強烈な作品が見られるのを楽しみにしています!
チャンスと見れば素早くブームに乗っかるフットワークと、ユーザーと一緒になって盛り上がる「悪のり」精神。インターネット時代に「バズる」PRをするために、私たちも見習うところは多そうです。とりあえず今度のゴールデンウイーク、行楽先で仲間と「ハドウケニング」してみるのも良いのでは?
ブームは国内に留まりません。海の向こうアメリカでも、なぜか「HADOUKEN」という名前で大流行中。全米のアホ写真愛好家が、日夜工夫を凝らした作品をアップし続けています。
そんな「まかんこうさっぽう=HADOUKEN」ブームが、ついに「公式」を動かします。格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズで知られるUSカプコン主催で、波動拳コンテストが開催。上位3名の入賞者には、Xbox版もしくはPS3版の『ストリートファイター アニバーサリーコレクション』が贈られました。
それにしても、ユーザー発のムーブメントにこんなに素早く反応する「反射神経」は、なかなか日本の企業には見られないもの。さっそく、USカプコンのSenior Online Community Specialistピーター・ロスさんに、なんでこんなコンテストを開催したのか、真意を聞いてみました!
―そもそもこのHADOUKENブーム、アメリカではいつ頃から流行りはじめたんですか?
詳しいことは分かりませんが、このブームは3月の終わりくらいに日本からやってきたと聞いています。日本では別の名前で呼ばれているそうですが、アメリカでは格闘ゲームの『ストリートファイター』シリーズの知名度が高いので、「HADOUKEN」として定着したようです。こっちでもネットを中心に大流行していて、hadoukening(ハドウケニング)なんていう言葉もあるぐらいですよ。
―なぜ、波動拳の「公式」であるカプコンがコンテストを開催したのですか?
カプコンファンの人がこの「ハドウケニング」について話をしているのを聞いて、すぐに「これはカプコンとして何かをしなくてはならない!」と考えました。ご存知のように、波動拳は『ストリートファイター』のシンボルでもあるリュウの必殺技です。しかし写真をアップしている人の中には、そのことを知らずにHADOUKENという言葉を使っている人もいたので、PR効果も高いと考えたのです。
―最後に、日本のファンにメッセージをお願いします!
コンテストは終わってしまいましたが、USカプコンではまだまだみなさんの写真をお待ちしています。今回のコンテストでも、何通も日本からの投稿がありましたが、どれもものすごく楽しくて、クリエイティブな作品ばかりです。面白い作品を作るコツは、なにより自分で楽しむこと。「弱パンチ波動拳」なんて弱々しいのではなく、「真空波動拳」や「滅・波動拳」のような、強烈な作品が見られるのを楽しみにしています!
チャンスと見れば素早くブームに乗っかるフットワークと、ユーザーと一緒になって盛り上がる「悪のり」精神。インターネット時代に「バズる」PRをするために、私たちも見習うところは多そうです。とりあえず今度のゴールデンウイーク、行楽先で仲間と「ハドウケニング」してみるのも良いのでは?