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マーベルは優秀な監督を起用し、かつ大ヒットに繋げることができるのか?

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『アベンジャーズ』から1年、ついに『アイアンマン3』の待望の公開まで秒読み開始! ...とお祭り騒ぎしたいところだが、鑑賞前に是非とも知っておきたい予備知識がある。それは、なぜ<マーベル・スタジオ>は作品毎に優秀な監督を起用し、かつ大ヒットに繋げることができるのか? という不思議だ。

例えば『アベンジャーズ』関連だけでも、『アイアンマン』シリーズ前2作のジョン・ファブロー監督や『マイティ・ソー』のケネス・ブラナー監督、そして『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督などを起用し爆発的ヒットとなった。さらに過去ほとんどの作品でマーベルは、常に斬新で新しく優秀な監督を起用し世界的な成功を掴んでいる。要するに、作品の運命を左右する最重要ポイントである監督の人選/采配力がハンパじゃないのだ。


それを裏付けるように、『アイアンマン3』のシェーン・ブラック監督は「僕は8歳の頃から『アイアンマン』のファンだったし、ロバート・ダウニーJr.の出演が決定していて、そのうえ直ぐに映画を作る環境が整っているわけだからね」と、マーベルの魅力や仕事の速さ/堅実さを強調する。

マーベルのプロデューサー、ケビン・ファイギも「僕たちはオファーの際に、"この映画は何年何月何日に公開される"と断言するんだ。映画を作るためにすべてを捧げているから、そういうことがみんなを惹き付けるんだと思う」と語るが、映画業界ではプロジェクトが実現しないのはよくあること。しかしブラック監督いわく、マーベルは「プロジェクトを企画開発して、今すぐに公開する」といったオファーをしてくるらしい。つまり"企画は立てるけど公開については曖昧"といった状態に陥らせないのである。

ファイギは「『アイアンマン3』が2013年5月3日に(全米で)公開することは、2年前に決めていた。だから何が起きても、それはほとんど動かない。最終的には、すでに決まった公開日に合わせていくことになるんだ」と自信満々に語る。そう、アイアンマン以外にもスパイダーマンやX‐MENなど多数の人気コミック・シリーズを保有するマーベルは、スポンサーらのご機嫌を窺う必要もない。ただ純粋に"ファンが求めるスーパーヒーロー映画"を、監督やキャストらと共に作り上げることだけを考えているのだ!

『アイアンマン3』は4月26日(金)2D/3D日本先行公開。

 

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