元政治家俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが完全復活を果たした『ラストスタンド』。逃走する極悪犯一味を阻止するため、メキシコ国境付近の街に暮らすボンクラ連中が立ち上がる男子感動ムービーだ。主演のシュワを始め、ワイルド野郎ども大暴れの本作に紅一点で参加した勇ましい女子が、『マイティ・ソー』(11)のジェイミー・アレクサンダー! 「I love action films!」と豪語するジェイミーに、シュワ復活劇の感想、アクション女優としての抱負、そして『ソー:ザ・ダーク・ワールド』(13)のこともいっぱい聞いちゃった!
ジェイミー演じる副保安官サラ・トーランスは、野郎顔負けの射撃の腕を誇る勝ち気な娘。シュワ演じるレイ・オーウェンズ保安官とともに凶悪犯に立ち向かう度胸も見上げたモノで、実際アクションは多く、彼女自身もエキサイティングしたとか、しないとか、だ。「アクション映画の中に自分に合った居場所を見つけたと思っているの」とジェイミー! 「アクションをしていて不自然な感じがしないし、観ている人もわたしのアクションが浮いていると思わないって感じるわ! それに、アクション映画が自分のやりたいことだって知っているから、すごく楽しくできるの。この路線でしばらくやってみるつもりよ(笑)」。
ジェイミーの家族全員、シュワのガチの大ファンだそうで、今回彼女が本格共演することを知った家族は「全員エキサイトしていたわね(笑)」と最高のリアクションだったとか。「弟など自分が持っているアーノルドのDVDを全部送ってよこして、サインしてもらってくれって(笑)。アーノルドったら、ちゃんとサインをしてくれたの!」って、よかったね!
ちなみに、ジェイミーのアクション女優としての活動はバッチリ進行中で、最近撮影が終了した『ソー:ザ・ダーク・ワールド』(13)がゴイスーなことになっているという! 「半年間もロンドンで撮影していたけれど、前作に比べて今回はとってもダークなの! 監督が変わってケネス・ブラナーの時よりも、もっとダークなストーリーになったのよ。わたしは気に入っているわ!」と発奮報告! 肝心のソーとの関係も深まっているようで、「そうね。ソーとの関係は少し深まって、ソーと彼女が関わるシーンが増えたわ。映画を観れば、どうしてわたしが演じるシフがソーを命がけで守ろうとしているかがよく分かるわね」。
ジェイミーが言う"この路線"。シュワルツェネッガーとの本格共演や神を相手に暴れまくるキャラクターが続くことで、アクション女優としてタイプキャストを受ける事態を、本人はまったく気にしていない。いや、歓迎してさえいるのだ! 「I love it! アクション映画の中の自分に違和感がないって最初に言ったけれど、アクション女優であることが楽しくて、肉体的に強い女を演じることも嫌いじゃない。居心地がいいの。続けていくわ!」。
映画『ラストスタンド』は、2013年4月27日(土)より、全国ロードショー!
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