南国のビーチで微笑む女性。やわらかそうな肌に、青い水着がよく映える。実はこの写真、このたび一度死にかけ、奇跡的に生還を果たしたブラジルのエリサンジェラさん(28歳)のもの。次の写真をご覧いただきたい。
言っておくが、この写真、魚のホネではない。人の頭蓋骨部分である。見ればわかるのだが、にわかには信じがたい(信じたくない)一枚だ。というのも、ある日、ブラジルのエリサンジェラさん(28歳)はキッチンで料理をしており、その傍らで夫がスペアガン(水中銃)の手入れをしていた。ここまでなら、和やかな日常の一コマだが、その時なんと、モリが彼女めがけて発射されてしまったのである!
そしてモリはなんとエリサンジェラさんの口めがけて勢いよく飛んでいき、そのまま首の後ろまで貫通!!
うわあああああ! 彼女はすぐに病院へ運ばれ、緊急手術を受けることに。
この手術を担当した担当医によると、ちょうど脊髄から脊椎の間にモリが刺さっていたため助けることができたのだという。医師は、1センチでも刺さっているところがずれていたら完全に下半身麻痺を起こしていたか、動脈を傷つけて脳出血を引き起こし、死亡する危険性もあったと説明する。
このことが報じられると、ネット上では、
「ひいいいいいいいいい」
「こえーーーー!」
「普通気づくだろ...」
「この手の危険な武器を手入れするとき、なんでモリをセットしたままの状態でやるんだよ」
「クジラ扱いかよ」
と驚き、夫を非難するコメントが相次ぐ一方で、
「私なら、こんなことがあったら離婚するな...」
「すっげー可愛い顔して、この奥さん、結構タフなんだな」
「ミラクルだわ」
「幸運といっていいのか不運といっていいのか、わからないニュースだな」
と、美女の命が助かったのは幸いだが、そもそもの事故が事故なだけに、どう受け止めていいのか戸惑う人たちも。
その他、「それって、本当に"アクシデント"なのか?」など、ただの偶然にしてはひどすぎると怪しむ声も多数。なお、警察官は、彼女の夫について、「殺人の容疑はないと信じているが、現在原因を調査している」と語っているという。
参考リンク:
Elisangela Borborema Rosa, Brazilian Woman, Survives Harpoon Accident(HUFFINGTONPOST)
http://www.huffingtonpost.com/2013/05/09/elisangela-borborema-rosa-harpoon-accident_n_3239101.html?ncid=edlinkusaolp00000003
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