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韓国のインターネットコミュニティーサイト「MLBPARK」に17日、「日本文化は、食べ物に執着し過ぎでは?」というタイトルのスレッドが立てられた。この疑問に対し、コメント欄にはさまざまな意見が書き込まれた。投稿者は、日本のドラマやマンガには"料理"や"食べること"をテーマとした作品が多くみられることを指摘。
ひと口に"料理"といっても『将太の寿司』、『美味しんぼ』などストーリーは多様で、"食べること"をテーマにした作品も『孤独のグルメ』、『ランチの女王』、『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』など数え切れないほどある。米国、英国、韓国、中国のドラマやマンガにはあまり見られない傾向であり、「なぜ日本はこんなにも食べ物に執着しているのだろうか?」と感じたのだそうだ。
この疑問に対し、
「日本には美食文化がある」
「韓国よりも料理に対する商人魂があるからでは?」
「良い暮らしができれば、食べ物や食べることに執着するようになると思う」
「それなりに食べて暮らしていける国だからだよ」
「韓国や中国は死なないように生きるのが精一杯。日本は先進国だからさまざまな食文化が発展しているんだと思う」
など、日本食が奥深いというだけでなく、現代の日本には、社会に食を楽しむだけの"余裕"があると見るユーザーが多かった。
実際、日本の食文化は世界からも認められている。米ニュースサイト「CNN GO」によると、「世界で最も人気の美食TOP50」(2011年7月22日発表)に日本からは寿司(4位)、近江牛のステーキ(29位)、あん肝(32位)の3つがランクイン。韓国料理は50位以内に一つも入らなかった。また、Hotels.comが世界27000人以上を対象に実施した「グローバルフードアンケート」の調査結果でも、「旅行先のローカルフードが一番美味しいと思う国」で日本は1位:イタリア、2位:フランスに続き、3位と大健闘し、こちらも上位10位に韓国は入っていない。
韓国料理が美容にいいとか美味しいなどといわれるが、そのバリエーションの豊かさや奥深さは日本料理にはかなわないといったところか。近年は韓国でも『宮廷女官 チャングムの誓い』『製パン王キム・タック』など、食をテーマとしたドラマが制作されているため、「韓国だって徐々に増えているさ」といったコメントも見られるが、現在の韓国ドラマには、「不幸な主人公がなんとかして幸せになる」という、"お涙ちょうだい"系が多いのは事実。
社会情勢を反映しているともいえるマンガやドラマ。この議論の裏には、日本の豊かな食文化や社会的な風土に対する嫉妬も見え隠れしているようである。
参考リンク
MLBPARK
http://mlbpark.donga.com/mbs/articleV.php?mbsC=bullpen&mbsIdx=2353295&cpage=2&mbsW=search&select=stt&opt=1&keyword=%C0%CF%BA%BB
World's 50 best foods(CNN Travel)
http://travel.cnn.com/explorations/eat/worlds-50-most-delicious-foods-067535
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