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この夏最大の話題作『ローン・レンジャー』プロモーションのため、主演のジョニー・デップとアーミー・ハマー、そしてプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、監督のゴア・ヴァービンスキーがそろって来日、都内で記者会見を行った。
記者会見には、この夏一番の話題作とだけあって日本の主要メディア、海外メディア合わせてムービーカメラ82台、記者180名、また別室にて行われたフォトコールには、スチールカメラ100名が集結!デップら4人が登場すると盛大な拍手が湧き起り、会見が始まった。
デップは、真骨頂と言える奇抜なメイクで臨んだ新キャラ"トント"の役作りに関する質問に、「小さいときにローン・レンジャーのテレビシリーズを見て、助手的な扱われ方に疑問を持ちながらもトントに興味があった。僕はいつもはみ出したキャラクターに興味を持つんだ。先住民の頭にカラスが乗ったある絵画を見たときに衝撃を受け、トントの頭にカラスを乗せるアイディアを思いついたんだ。みんなも載せてみるといいよ」とユーモアを交えながら、新キャラ誕生秘話を明かした。
デップとは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでもコンビを組んだ製作のブラッカイマーとヴァービンスキー監督だが、デップと仕事をし続ける理由を聞かれた監督は「この映画はバディムービーなので、ジョニーとアーミーの絆が撮影が進むごとに深まっていくのを見ていて、本当に嬉しかったよ。このように、ジョニーはいつも僕を驚かせてくれるんだ」と大絶賛。
またヒットメーカーのブラッカイマーは「トントのキャラクターを見てわかるように、ジョニーはいつも新しいものを持ち込んでくれる」とコメントした後、テーブルの下でジョニーとしっかり握手を交わし、仕事仲間であり友人である2人の絆が垣間見える場面もみられた。
「ジョニー・デップのようにカッコ良くなるためには?」という質問に本人は、「いつもこんな汚い恰好をしている僕を見てわかるように、カッコ悪く生きることかな。つまり"クールでいるためにアンクールであれ"」とジョニーらしい名言も飛び出しました。さらに悪霊ハンター"トント"にちなんで、「悪霊のように怖いもの」を聞かれたジョニーは、「昔はピエロが怖かった。今は自分がピエロを演じたりするから、どうでもいいけどね」と笑いを誘いながらも、意外な弱点を教えてくれた。
タイトルヒーローの"ローン・レンジャー"に抜擢され、"NEXT ジョニー・デップ"と呼び声の高いハリウッドの期待の新星アーミー・ハマーは、「コンニチハ、アリガトウ。アイ・ラブ・ジャパン!」とWピースをしながら挨拶し、新メンバーながらムードメーカー的存在がうかがえる大物ぶりを披露した。今作でキモサベ(信頼できる友)同士を演じたジョニーとアーミーは、会見中も笑顔で談笑するなど仲の良さを感じさせる記者会見となった。
映画『ローン・レンジャー』は8月2日(金)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー1ほか全国公開
【参照リンク】
・映画『ローン・レンジャー』公式サイト
http://www.disney.co.jp/loneranger/
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