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戦争モノ映画のせいもあるのか(某"総統シリーズ"の元となった作品など)、ドイツ語にはなんとなくイカツいイメージを持つ人も少なくないだろう。実際、他のヨーロッパ言語と比べても他を圧倒する響きがあるようで...。
以下の2つの動画は、<Copy Cat Channel>による検証。動画では1つの単語をフランス語、英語、イタリア語、スペイン語で紹介し、最後にドイツ語が登場する。
【動画1】他のヨーロッパ各国の言語と比べた、ドイツ語の響き
「航空機」「驚き」「蝶」「ペン」「ヒナギク」「救急車」「自然科学」
あきらかにドイツ語担当の男性は言葉を強調している感があるが、他言語の響きと大きく異なるのは否めない。フランス語からスペイン語までは似たような響きで比較的穏やかだが、ドイツ語だけは単語がやたらと長いうえに、まるでケンカ腰(に聞こえる)。
ちなみに6番目に出てくる「Krankenwagen(クランケンヴァーゲン)」の「Kranken」は"病人・苦しむ"、「Wagen」は"車"という意味。「Kranken」は2つめの動画にも出てくるので、覚えておくとイメージしやすいかも。
【動画2】他のヨーロッパ各国の言語と比べた、ドイツ語の響き
「カバ」「セックス」「ごめんなさい」「病院」「シンデレラ」「カナリア」
3番目の「Geschlechtsverkehr(ゲシュレヒツフェァケア)」はセックスというより格闘技かなにかに聞こえてくるし(ある意味では正確な表現?)、4番目の「Entschuldigung(エンシュルディグン)」は「ごめんなさい」や「すみません(英語でいう「Excuse Me」)」を表すが、微塵も謝っているように聞こえないからスゴい。
一連の動画には、ドイツ人ユーザーによる「周りのドイツ人は文句を言ってるよ。こんな動画、くだらないってね」という怒りのコメントから、「ドイツ人たちよ、これが君らの言葉なんだ。受け入れるしかないな」というキツい意見まで、さまざまなコメントが飛び交っている。また、これらの動画は公開からわずか数日ながら、爆発的な再生回数を記録し続けており、関心の高さをうかがわせる。
ちなみにスペイン語は、なぜかメキシコ国旗&ソンブレロ(つば広帽子)をかぶったオッサンが担当しているため、「それは違うだろ!(怒)」というツッコミが(「メキシコではスペイン語が公用語なんだから別にいいだろ!」という擁護の声も)。
賛否両論あるのはごもっともだが、この手のしょうもない比較はどうしたって面白いもの。果たして日本語は諸外国人にとって、どんなふうに聞こえているのだろうか...?
【参照リンク】
・How German Sounds Compared To Other Languages
http://www.youtube.com/watch?v=-_xUIDRxdmc
・How German Sounds Compared To Other Languages Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=1YQAYEmwBvs
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