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ロックをこよなく愛する参加者が世界中から集い、憧れの有名ミュージシャンたちと飲食を共にしながら、リハーサルやライブセッションに参加できる夢の企画 "ロックンロール・ファンタジー・キャンプ" 。その拠点となる新しい施設が10月12日、ラスベガスにオープンした。リハーサル・スペースとレコーディング・スタジオを完備したこの施設の他、MGMグランドホテル内カジノ・フロアにもレコーディング/リハーサルスタジオを設置し、通りがかった人々が中の様子が見えるように窓がついているという。"キャンプ"の発案者デヴィッド・フィショフ氏とホテルはこの計画のためにかなり綿密に計画を練っていたようだ。
今回の企画で代表講師を務めたジーン・シモンズは、<Noisecreep>の取材でこのキャンプについてこう語っている。「いわれたとおりコピーするんじゃなくて、今自分たちの曲を書こうとしている参加者がいたんだ。参加達とはもちろん真剣に向き合うさ。手は抜かないよ。何てったって俺たちが手にしているのは魔法の杖なんだぜ。エレキギターを弾けば女の子達もちやほやしてくれる。新しい扉を開いてくれる道具なんだ」
さらに新作『Monster』について話が及ぶと、「批評家どもが何を言おうがあまり聞かないようにしているんだ。彼らはバンドをやったこともなければ曲を書いて人前で演奏したこともないんだろ? 評価する側としてあまりにも水準が低すぎる。感謝する気持ちはあるが、まともに聞く気はないよ。ファンが喜んでくれるかどうか、それが全てだ」と説明。さらに、オバマ大統領や選挙の話題になると「前回はオバマに投票したが、正直彼の仕事ぶりにはがっかりしたね。ロムニーの掲げる政策には賛同できない点も多々あるが、彼は優秀なビジネスマンで能力がある。オバマはどちらかと言うと良きマイホームパパって感じさ」と相変わらずのズバッとした物言いで回答した。
インタビューに答えるジーン・シモンズ
「ロックンロール・ファンタジー・キャンプ」の紹介映像
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