Filed under: ニュース, The Huffington Post, カルチャー
オランダのアート・フェスティバル "STRP" で披露されたシャボン・アート「Solace」。アーティスト、ニッキー・アスマンによる作品だ。グリセリンと水を配合した液体に糸を浸し、機械で糸を持ち上げてゆくことによって幾重にも大きなシャボンの幕を作り、重力によって幕の表面張力が破れてしまうまでの間、光の屈折によって色がたちまち変わってゆく摩訶不思議なインスタレーション。
シャボン玉の表面が色とりどりに変化してゆくのを誰しもが目にしたことがあるはずだが、それがひとつの巨大なスクリーンと化しているのである。様々な光を投射することによって、大胆な色彩を浮かび上がらせるこのアートは、目にも楽しい "科学と芸術の見事な融合" として話題になり、高く評価されているのだ。
ニッキーの作品は、7月13日から9月19日の間フィラデルフィア州ピッツバーグ、ウッド・ストリート・ギャラリーズで開催されているグループ展、 "Light,Matter,Memory" の一環として展示され、こちらでも好評を博していた。
下記の映像からその作品の一部をご覧頂きたい。
幻想的なシャボン・アート作品
関連映像:アートから学ぶものとは