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日本では11月1日より公開となる映画『ジョブズ』。アメリカではひと足早く8月16日より公開されているが、本作を観たアップル共同創始者のひとりスティーヴ・ウォズニアックが以前「事実と全然違う」とコメントしたことに対し、スティーヴ・ジョブズ役を演じたアシュトン・カッチャーが一言もの申し話題となっている。
ウォズニアックは『ジョブズ』の初期プレビューを見た後、Gizmodoに対しメールで「僕はあんな専門家みたいじゃなかった。僕らは二人とも子供みたいで、ジョブズとの関係も、映画で描かれていたのとは全く違うよ。だから僕自身は映像を見ていて気恥ずかしかったけど、一般の人にとってはエンタメ作品として楽しめればいいんじゃないかな。でも僕の本『iWoz』を読んでくれたら、当時のことがもっとよくわかると思うよ」と語っていた。
さらにウォズは、「映画の中のジョブズは最初から神格化されすぎ」とも。「後年の彼は人間的にも精神的にも本当に神のようだった。だからまあ、若い時からそうだったらなと思っちゃうことはあるよね」。
これに対しアシュトンは、映画でウォズ役を演じたジョシュ・ギャッドと共に応じたインタビューの中で、こう語っている。
「ウォズニアックさんは別のスタジオが製作するジョブズの映画にアドバイザーとして関わっているようなので、そちらを考慮した意見があるのだと思います。あと彼が『僕がアップルに対してした貢献をもっとフェアに描いてほしかった』と言っていたと聞きましたが、この映画のタイトルは『ジョブズ』です。これはジョブズという人間について、彼の偉業について描いた作品なので、ジョブズメインの作品になって当然なんじゃないかと思っています」。
またアシュトンは、他の"初期Macチーム"のメンバーからは、「映画を楽しんだ」との感想をもらったとも。
「彼らは映画を観終わった後僕のところに来て、映画を楽しんだしとても良かったと言ってくれました。ウォズニアックさんも同じように感じてくれたら嬉しいですね」。
公開前からいろいろ話題の映画『ジョブズ』は11月1日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
(moviefone)
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