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衝撃の結末『サイド・エフェクト』 追い詰められるジュード・ロウに直撃インタビュー

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スティーヴン・ソダーバーグ監督が「これが最後の劇場映画」と公言した危険な心理サスペンス『サイド・エフェクト』がいよいよ今週末9月6日(金)より公開!『ドラゴン・タトゥーの女』(12)で大ブレイクを果たした若手女優ルーニー・マーラが危うげなヒロイン・エミリーを、そしてそんなエミリーに翻弄される精神科医バンクスにジュード・ロウが扮し、ひとつの殺人事件を巡り男と女の危険な駆け引きを繰り広げていくのだが、公開直前のこのたび、主人公バンクスを演じたジュード・ロウが日本のファンに向け特別インタビューに答えてくれた。

今度は追い詰められる精神科医に!

『サイド・エフェクト』は、うら若き美女が引き起こした異様な殺人事件をめぐる心理サスペンス。28歳のエミリーは、最愛の夫がインサイダー取引の罪で服役してから鬱病を再発させる。度重なる自殺未遂を犯すエミリーに同情した精神科医バンクスは、アプリクサという新薬を処方。これにより鬱病の症状は治まったものの、副作用として夢遊病を発症したエミリーは、ある殺人事件を起こしてしまう。この責任を問われたバンクスは、自らの身の潔白を証明するため動くうち、事件に隠された衝撃の真実に迫っていくのだが・・・。

ジュード扮するバンクスと、ルーニー・マーラ扮するエミリー


ジュードとソダーバーグ監督は、2011年の社会派作品『コンテイジョン』でもタッグを組んでいるが、今回もソダーバーグ監督らしく、裏テーマとなっているのは新薬被験の功罪。単なる男女のサスペンスではないのだ。そんな本作の脚本を読んだときの印象をジュードは、「本当に素晴らしいと思った」と語る。



「問題点を挙げていくやり方など、いちいち説教じみた感じになっていないし、何よりも好きなのが、この脚本にある歪んだ部分だ。一回の予測だけじゃなくて二回目も予測するように仕向けられているし、周りの誰を信じていいのか分からない。本当に頭のいい脚本だと思うよ」と、洗練されたサスペンス映画だとベタ褒め。ちなみに脚本を手がけたのは、『コンテイジョン』のスコット・Z・バーンズ。

さらに「ねじれている部分が観ている人を推測させ続けたり、誰が正しいことをしたのか、正しい決断をしたのか、そして誰の気が狂っていたのかを考えながら観てくれると嬉しいね」と見所についてもアドバイス。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズも腹に一物ありそうな精神科医役で登場


最後にジュードから日本のファンに向け、こんなメッセージも。

「僕は日本に行くのが本当に大好きなんだ!去年も訪れたし。その時は京都に行ってお寺や竹やぶを見たよ。今度はもっと田舎に行ってみたいな。食事も美味しいし、僕の一番好きな食べ物はしゃぶしゃぶだよ」と本当に日本を愛してくれているようだ。
また戻ってきてくれるかという質問には「もちろん!またすぐに戻って来るよ。その間に『サイド・エフェクト』を楽しんでくれることを願っているよ」と映画もしっかりアピール。

何が本当で、誰が嘘をついているのか―。

人間の恐るべき心理を抉り出すサスペンス『サイド・エフェクト』は、9月6日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー

【参照リンク】
・『サイド・エフェクト』公式サイト
http://www.side-effects.jp/

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