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国際親善試合が16日に行われ、ザックジャパンは世界でもトップ10の実力を持つオランダ相手に2-2で引き分けました。
ところで、日本代表選手は一体どれほどの報酬を受け取っているのか、気になったことはありませんか?
そんな日本代表選手の報酬について、元サッカー選手の城彰二氏が自著『サッカー界のぶっちゃけ話』のなかで明かしています。
城氏が初めて日本代表に招集された時の報酬は、日給5000円。試合に勝つと勝利給10万円が支払われ、引き分けたとしても5万円の報酬があったそうです。勝利給はともかく、日給は意外と低額のよう。
勝利給は大会の大小によって変わります。最も高く設定されているのがワールドカップ。世界一の国を決める同大会で勝利をおさめると、なんと1人あたり200万円が支払われるのです。これは飛び抜けて高額な設定。
今年、イタリアやブラジルと対戦したコンフェデレーションズカップや前回大会で優勝したアジアカップなどの勝利給は30万円。東アジア選手権、アジアカップ予選、キリンカップなど、レベルが下がる大会だと20万円と、金額が少しずつ下がっていくようです。
日本代表選手の報酬ですが、Jリーグと比較するとその低さが浮き彫りになります。
Jリーグには出場給というものがあります。出場時間によって金額は変わりますが、満額で30万円が支払われるのです。それは、コンフェデレーションズカップでイタリアやブラジルに勝った場合と同額。それに加え、Jリーグでは勝利給50万円も支給されるそう。他にも1ゴールにつき、インセンティブで数万円、チームによっては連勝給といったものも。ですので、Jリーグでは1試合で100万円以上を稼ぐことが可能だったのです(城氏の現役時代)。
報酬面から見ると、日本代表とJリーグではかなりの差があるといえるでしょう。バルセロナで活躍するFWメッシも、なかなかアルゼンチン代表で結果を残すことができませんでした。クラブと代表チームでこれだけの報酬の差があったら、活躍できないのも仕方がないのかもしれませんね。
【書籍データ】
・『サッカー界のぶっちゃけ話』 城彰二著 宝島社
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