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中国初のガールズユニットと呼ばれる5人組女子グループ「青春美少女」が、現在のメンバー5人から来年、3人に"リストラ"されるという。誰がリストラされるのかはまだ報じられていない。
青春美少女は1995年にデビュー。もともとはテレビの歌のコンテストに出場し、目立った女子たちで組まれたユニットで、これまでメンバーチェンジや"解散"を経ながら5人での活動を維持してきた。日本や韓国のアイドルグループが人気を集める中国で、さほどの人気はないようだが、テレビ番組や地方営業でなんとか生き残っている様子だ。昨年は"偽物"を率いて営業する人物まで現れ、ちょっとした話題になった。
それが"一部メンバーリストラ"とは、一体どういうこと? 彼女たちはもともとダンス曲が多く、歌って踊るアイドル系だったが、今ではアダルトな雰囲気を武器にした「ボーカルグループ」への転身を目指している。そのため所属会社は「美しいハーモニーを聴かせるには5人は多すぎる」として、3人に減らすことを決断したのだとか。
ただ、リストラする理由はほかにも、「5人ではそれぞれ違う色の衣装をそろえるのが大変」「メンバーが多すぎるとなかなか番組に呼んでもらえず、露出の機会が少ない」「グループの維持やレコーディングにコストがかかりすぎる」といったことがあるといい、会社としてはこちらの方が本音のようだ。
メンバーリストラの報道について中国のネット上では「やっぱり5人は多いよな。3人で十分」「リストラされる方、どうすんだよ? そっちだけでユニット?」といった感想が。AKB48の姉妹ユニットで上海を拠点とする「SNH48」の人気がじわじわと上がってきているから、そのあたりとの差別化もリストラの背景か?
【参照リンク】
・http://ent.sina.com.cn/y/2013-11-27/15424050739.shtml
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