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オリジナル作としては実に13年5ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム『A WILL』をリリースしたLUNA SEA。そのメンバーであるRYUICHI、INORAN、Jが、CDリリース日である12月11日(水)、東京・タワーレコード渋谷店にサプライズ訪問した。現在、アルバムのリリースを記念したイベント「LUNA SEA × TOWER RECORDS presents A WILL」を開催中のタワーレコード渋谷店。しかしこの日、LUNA SEAの来店は全くアナウンスされておらず、彼らの登場は完全なサプライズで実現したものであった。
メンバーがイベント会場に姿を現すと、偶然居合わせたファンからは歓声とも驚愕の声ともつかない声が沸き起こる。RYUICHI、INORAN、Jの3人は、イベント会場に展示されているメンバーの使用機材や写真の展示を興味深く見学した後、会場に設置された特大写真に全員でサイン。そして、13年5ヶ月ぶりとなるニューアルバムをリリースした心境について、RYUICHIは「アルバムをこうして皆に届けられる日が来るというのは、不思議で新鮮で驚きに満ちています」と、INORANは「13年ぶりにニューアルバムを出せること自体、ここまで支えてくれたファンの方々に感謝です」、Jは「最高ですね。思いはアルバムの中に全部詰まっているので、ぜひ聴いてもらえればなと思います」とそれぞれ喜びの気持ちを語っていた。
12月23日(月・祝)まで開催される「LUNA SEA × TOWER RECORDS presents A WILL」では、メンバーの使用機材や写真の展示などに加え、アルバム収録曲の爆音放送やライブ映像の上映が行われる予定だ。
『A WILL』は、初の日本語タイトルシングル曲として話題を呼んだ最新シングル「乱」をはじめ、「Thoughts」、「The End of the Dream/Rouge」といった一連のシングルを含む全11曲が収録されている。この日、RYUICHIが「すごく時間をかけて煮詰めて煮詰めて作った作品で、僕らにとっては分身のようなもの」と語った本作は、第二期LUNA SEAの覚醒を告げるかのような高らかに鳴り響く壮大なロックナンバー「Anthem of Light」で幕を開ける。LUNA SEA特有のプログレッシヴでハードな側面とキャッチーで普遍的な面とが混在する振り幅の広い作品であるとともに、一切の妥協を排除し濃縮させた作品だ。13年5ヵ月という時間的空白をまったく感じさせない "珠玉"と呼ぶに相応しい一枚である。
先日、2014年に25周年記念ライブを開催することを発表したばかりのLUNA SEA。RYUICHIが「たくさん新しい世界を皆と一緒に見ていけたらいいなと思っているので、ぜひ楽しみにしていて下さい」とコメントしたように、25周年を迎えまた新たな姿を見せる彼らからますます目が離せなくなりそうだ。
【参照リンク】
LUNA SEA オフィシャル・サイト
http://www.lunasea.jp
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