Filed under: ニュース, The Huffington Post, カルチャー
イスラエル、エルサレムにあるBezalel Academy Of Art and Designの学生エラン・メイ・ラズ、ダニエル・ラゾの卒業プロジェクトとして製作された短編フィルム『Sight』を紹介しよう。近未来を舞台にした同作品では、網膜にデジタル装置を移植され、目に映る全てを "アプリケーション化" してしまった人々の世界が描かれている。料理をするときもデートをするときですら、全てが数値化され、うまく達成するたびにポイントとして加算されていくという、ゲームのような日常生活を送る主人公の男性(実はデジタル装置のシステム「Sight」を構築した会社の社員である)。彼と彼がデート相手に選んだ女性とのやり取りを通じて、この世界の恐怖をスタイリッシュに表現した作品だ。
"Google Glass" や、噂されているアップル社の類似システムの実現もそう遠くない今、この作品もあながちただの空想とは言えないのかもしれない。下記の映像からその恐ろしい近未来の世界を覗いてみよう。
■関連リンク
名画の数々が動き出す? 拡張現実アプリ[ARART]とは...
指で水彩画さながらの絵を描く山岡セイコウのiPhoneアート