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一時期、断捨離という言葉が流行りました。断捨離とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のことを意味していますが、人付き合いに関してもこれが必要なのではないでしょうか。
一緒に過ごす人を間違えたばっかりに、自分の評価を下げてしまうことがあります。年始のゆとりある時間に、一度、人付き合いについて在庫整理をしてみてはいかがでしょう。
書籍『できる人の人生のルール』では、ポジティブな人とネガティブな人の特徴をあげています。これらに当てはまる人を想像しながら確認してみてください。
■ポジティブな人
・一緒にいると楽しくなったり、チャレンジしようという気分になる。
・一緒にいると、自分のことが好きになる。
・あなたを応援し、励ましてくれる。
・新しい発想で、あなたに刺激を与えてくれる。
■ネガティブな人
・一緒にいると気分が落ち込む。自分の無力さを思い知る。
・彼らに会うと、批判されたように感じる。
・新しいアイデアやチャレンジに冷水を浴びせる。
いかがでしたでしょう。該当する人の顔がポツポツ浮かんできたでしょうか。
「ネガティブな人は整理の対象だ。そんなふうに友達を切るなんて残酷だと言いたい気持ちはわかる。たしかに残酷かもしれない。しかし、一緒にいることで、成長したり、前向きに人生を楽しめないなら、友だちでいる意味はまったくないはずだ。暗い気分で落ち込んでいるのが好きなら止めはしないが」と著者のリチャード・テンプラーは言います。
できるビジネスマンは"選択のセンス"も問われます。もし、高みを目指すのであれば、付き合う人の在庫整理は必要なことと言えそうです。
【書籍情報】
・「できる人の人生のルール」リチャード・テンプラー著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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