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今いる会社で給与を増やす方法は3つしかない 具体的な方法とは?

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厚生労働省によると、2013年11月の現金給与総額(1人平均)は、前年同月比0.5%増の27万6,601円となり、5か月ぶりの増加となったようです(12月末発表・11月の毎月勤労統計調査『速報、事業所規模5人以上』より)。増加の理由は残業代などが増えたことによるものとされています。


どんなに少額であっても給料は増やしたいもの。そのためには、しっかりと戦術を練る必要があります。歳だけとっていれば必然的に給料が増える時代はもう昔の話です。企業の組織風土、人事マネジメント、組織体制の改革を手がけ、セレクションアンドバリエーション株式会社代表の平康慶浩氏は、書籍『日経プレミアプラス』のなかで、「今の会社で給料を増やす方法」について説明しています。

大前提として、給与を増やす方法は3つしかありません。

①期昇給で給与を増やす
②昇進で給与を増やす
③配置転換で給与を増やす

のです。

それでは、平康氏が指南する給料を増やす方法を見ていきましょう。

まずは、①定期昇給で給与を増やす方法。仕事を頑張って成果を出すという正攻法では、なかなか給与増は見込めません。大切なのは、「できるだけ誰かと一緒に仕事をする」こと。一人で黙々と仕事をしても、誰も評価はしてくれません。次に、「あなたを評価する立場の人には、メールではなく、直接"報連相"する」こと。そりが合わない上司なら尚の事。上司の懐に入ることで"成長した"という印象を与えることができるのです。そして、「質よりスピードを重視して仕事をする」ことも重要だと言います。自己満足の品質など上司や会社は求めていません。まずは、相手が求めることにスピードをもって対応しましょう。

次に、②昇進で給与を増やすについて。昇進はそう簡単に短時間でできることではありません。ただ、だからといって無策なのはいかがなものでしょう。平康氏は、会社の昇進基準をしっかり把握しておくことをおすすめしています。「会社が求める上級役職者の人材像」を理解しておくと、間違った方向の努力をする必要もありません。

最後に、③配置転換で給与を増やす方法について。給与が増えやすい、賞与が出やすいと思われる、これから業績を伸ばしそうな(できれば少人数の)部門へ異動するのも有効な方法。また、部門ごとの評価基準の違いを踏まえ、自分の能力がより高く評価されるであろう部門への異動でもいいとアドバイスします。その時に行動すべきポイントが3つあります。「武器となる専門性を身につける」「上位の役職者を味方につける」「異動のストレスに耐えられるよう、社外の友人、知人を増やす」です。

「どの会社に行っても認められるような『優秀な人』と、ある会社の中で高い評価を得る『できる人』は違う。ここに示した3つは、さして優秀である必要はなく、『できる人』といわれるようになれば給与が増やせるという戦略的な実践例である」(平康氏)

2014年、まず目指すべきは「できる人」となること。そうすれば、自ずと給料が増える結果につながるはずです。

【書籍データ】
・「日経プレミアPLUS VOL.13 給料がヤバい!」 (日経プレミアシリーズ) 日本経済新聞出版社

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