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『明日、ママがいない』賛否両論も、芦田愛菜には高評価 「安達祐実超え」の声も

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15日に第1回が放送された芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に対し、芦田愛菜の演技を絶賛する声が殺到。ただし、その煽情的な内容から、放送中止を求める声があがるなど、わずか1話にして波乱含みの展開となっている。


『明日、ママがいない』は、児童養護施設が舞台のドラマ。『高校教師』や『家なき子』で話題を集めた野島伸司脚本のこのドラマは、里親に気に入られるべく振る舞うことを要求する施設長(三上博史)のもと、過酷な境遇ゆえに大人びた言動を繰り返す子どもたちの姿が描かれており、出演している子役が、「ドンキ」(母が父を鈍器で殴打)、「ポスト」(赤ちゃんポストに捨てられた)、「ボンビ」(家が貧乏)と呼ばれるなど、その内容は非常に煽情的だ。

それゆえネット上には、

「ちょっと過剰演出だけど面白かった
テレビドラマはこれぐらいがいい」
「水曜日に大きな楽しみができたのは
最大の収穫」

と、内容を高く評価する声があがる一方、

「刺激的な事を次々とやり、安易に視聴率を稼ごうとする悪質さ
非常にやり方が汚い」
「これ面白いって人の品性疑うわ」
「子供にクソみたいなセリフ言わせてて腹立ったわ」

と、嫌悪感を露わにする声も続出。ただし芦田愛菜の演技に関しては、

「凄まじい演技だった」
「子役の演技が上手くて最後まで見入っちゃった」

と、絶賛の声が相次いでおり、同じ野島作品という共通項から、

「芦田愛菜は安達祐実を越えたね(笑)」
「芦田愛菜、興味なかったけどこのドラマのはいいな。 と、同時にフと安達祐実を思い出した」
「芦田愛菜ちゃんは家なき子の安達祐実を彷彿させる濃いキャラ」

と、芦田愛菜に安達祐実を重ねる人も現れている。

「話題になったもの勝ち」とも言えるこのドラマだが、2話に向けて、にわかに暗雲が立ち込めてきた。「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を設置する熊本県の病院が、「差別に満ちた内容」と、放送中止を求めることを発表したのだ。確かにドラマ内には、「おまえたちはペットショップの犬と同じ」というセリフがあったり、児童に体罰を加えるシーンがあったりと、問題視されかねない場面は多数存在。

こうした動きについてツイッターには、

「抗議されて当然じゃないかな」
「必死で現実と戦っている立場からしたら抗議したくなるのも無理ないと思うのよ」
「この作品がダメなら、サスペンスドラマなんか殺人行為を助長するとして全面的に放送禁止だな」
「そしてつまらないドラマに軌道修正させられるの?」

と、賛否の声があがっており、良きにつけ悪しきにつけ1月に始まったドラマの中で『明日、ママがいない』が最大の話題作となることは、ほぼ間違いないようだ。

【参照リンク】
・明日、ママがいない-日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/ashitamama/index.html 

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