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ディーラーに預けたはずの2012年型シボレー「カマロZL1」クーペが、こともあろうかディーラーによって廃車にされてしまったという驚きのニュースを先日お伝えしたが、今回はその続報をお届けしよう。
念願のZL1を手に入れたフーパー夫妻が、保証期間中に塗装を直してもらおうと、ディーラーの『First State Chevrolet』に車を預けたところ、従業員がそのZL1を勝手に乗り回し、電柱にぶつけてしまったというのが事の始まりだ。
ディーラーは、従業員がZL1に乗ったことは誤った行為だと認めているものの、大破したZL1についての責任はディーラー側にはないと主張。それでもディーラーはフーパー夫妻に代替車の提供を申し出たが、代替車の走行距離が愛車だったZL1よりも多く、欲しくもない複数のオプションが付いており、さらに過去の所有者歴がはっきりとしていないことから、夫婦はこのクルマの受け取りを拒否していた。
ことの顛末をカマロのファンサイト「Camaro5」の掲示板に書き込んでいたフーパー夫妻。その最新の書き込み情報によると、現在、GMとミシガン州グランドラッピズにある『Berger Chevrolet』の協力により、2013年型カマロ ZL1が『First State Chevrolet』に搬送中だという。ジョン・フーパー氏は「保険の手続きや廃車になったクルマの精算、代替車が到着して購入契約書に私と妻がサインして新しいZL1を"買う"までに、あと2週間は掛かるだろう」と、「買う」という言葉を強調してコメントしている。
しかし、廃車となったZL1の支払い残高の返済をカバーするのが、ディーラーとフーパー夫妻のどちらの保険になるのかはっきりしない。ただ、新しいZL1については、夫婦が被害を被ったからといって何か特別なオファーがあるわけではなく、通常の購入手続きとなるようだ。その扱いの是非については皆さんの判断にお任せしたいが、ともあれフーパー夫婦が希望どおりの新たなZL1を手に入れられることは、嬉しいニュースではある。
By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
※この記事はAutoblogの記事「 【続報】ディーラーに「カマロ」を廃車にされてしまった夫婦、その後は?」を転載したものです。
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