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2009年に惜しまれつつ解散した伝説のバンド、オアシス。そんな彼らがこれまでに遺したミュージック・ビデオに対し、元ギタリストのノエル・ギャラがーがひたすらコメントする、という謎の動画が登場した。
冒頭から「ミュージック・ビデオの制作なんて、こんなにファッキンくだらねえもんはねえよ」と毒づくノエルは、どの曲／どのシーンを見ても、口を開けば"ファッキン"連発。とにかく、どのビデオも嫌いで嫌いで仕方ないらしく、もはや清々しいまでの毒づきっぷりである。
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以下は、動画内でのノエルの発言の一部。
「なんだこのヒドい演出は!? よくこんなアイデアで撮影したな。まったくクソみたいなビデオだ」
「この撮影のとき俺、ほんとやる気なくてさ。"もうちょっと目ヂカラが欲しいな"とか監督がぬかすんだけど、今日に至るまで言ってる意味が全然わからねえ。芸術ぶりやがって。ファッキン・ナンセンスだ」
「大体こいつら誰だよ、このエキストラの連中は。なにバカなことやってんだ？」
「何度も何度も同じシーンやらされたりするのも下らねえ」
「この撮影のときは酔っぱらいまくってたな。なもんだから実際このときリアムがとにかく俺にイライラしてた。俺はもう知ったことかって感じだった」
「撮影してる連中は"このシーンは本当に重要なんだ！ もっといいショット撮らなきゃ"みたいに、まるで地球の危機に備えてるみたいにして大げさな顔してやがってさ。バカじゃねえの？ そんなワケねえだろ」
「フロントマンとして、カメラの前でバカみてえな演技させられるのがどれほど下らねえか知ってるか？」
「この曲なんかさ、莫大な金かけてヘリコプターとか山ほど出てくるけどファッキン下らねえな」
「あれ？ なんだこの結末。最後に病院？ こんなビデオまったく知らねえぞ俺」
「このソーセージの足の男ってのはなんなんだよ、アホらしい。どこの糞バカのアイデアだよ？」
...とまあ、肯定的なコメントが一個も出てこない、まさにボロクソな、本人による全否定コメンタリーである。正直ノエルらしい、一点の曇りもない毒づきが印象的と言えないこともないが。
いまだに再結成の噂が出るが、ノエルにとってはオアシスの過去など振り返るだけ"ファッキン下らねえ"事になってしまったのか！？
【参照リンク】
・Oasis - DVD commentary highlights
https://www.youtube.com/watch?v=rfNqyjZcleI
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