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子どもの頃、絵を描くときに周囲とあまりにかけ離れたものを書いていると「ちゃんとみんなと同じテーマで書かなきゃだめだよ」と大人から注意されたり、一方でちょっと奇抜な色使いで描いてみたら、親に「うちの子は天才かもしれない!」なんて言われたり......幼少期、自分やその周りでそんなことはなかっただろうか。今思うと、子どもが自由に描いた絵を、周囲の大人たちが勝手に美的な感覚で捉え、注意したり褒めたりしていただけなのだが、ほめられるとよく分からないがうれしかったはずだ。
しかし、幼少期「絵がうまい」とほめそやされていても今は大人。その大半が美術とは関係のない世界で働いているのではないだろうか。当時ほめられた美的感覚、大人になった今はどうなのか。あの栄光をもう一度――ではないが、実はそれを診断できる「診断ツール」がある。その名も「凡人診断」だ。
凡人診断は秋田公立美術大学が開発した診断コンテンツ。診断は、2枚ずつ表示される写真から、直感で自分好みのものをクリックして進んでいくというもの。写真は合計20枚登場する。実はこの20枚の写真、色彩、陰陽、空間感覚などの美術的観点から選定されたもの。2枚ずつ登場する写真は、一見すると微妙な違いしかないように見えるが、実際に日本人に選んでもらうと、多数派の写真と少数派のそれとに分かれるらしい。つまり、選ぶ写真によってあなたが普通の美的感覚の持ち主か、それと異なる感覚の持ち主かが分かるということなのだ。
美的感覚なんて、大人になると実は分からなくなるもの。自分のそれが天才肌のものなのか、大衆受けするものなのか、診断すれば見えてくるはずだ。美大が開発しているから、たぶん信憑性も高い。かつて神童と呼ばれた人もそうでない人も、試してみてはいかがだろうか。
【参照リンク】
・凡人診断
http://www.akibi.ac.jp/bonjin/
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