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初回の記事は社内外からなかなかの反響をいただいたので、がんばって更新頻度をあげていきたいと思っております。今回のテーマは「トラブルの対処方法について」です。
会社の規模が大きくなってくるとほぼ毎日のように社内のどこかでトラブルが起こるようになってきます。
トラブルが起こるとよくはじまるのが「犯人探し」です。
しかしながら仕事でおこるトラブルはドラマの殺人事件のように犯人が単純に決まることはほとんどありません。複雑に様々なことが絡み合って仕事のトラブルが起きてしまうのです。
また、悪意を持ってトラブルを起こそうと思っている人はほとんどいません。むしろ、ほとんどの人が仕事で成果を出したいと思っているし、大小はあるものの会社に貢献しようという気持ちを持っていると思います。
そのため、「あの部署のあの人がミスをしたから」とか「私はちゃんと言ったのにあの人が聞いてなかった」などと言っても大抵の場合不毛な戦いに終わってしまいます。
たとえそれが正しい主張だったとしても責められた人もトラブルを起こしたかったわけではないので良い気持ちにはなりません。
トラブルが起きた時は「人」に向かうのではなく、起きている「こと」に向かっていくべきです。
起きている事象そのものをストレートに捉え、今一度目指しているものを再確認することが必要です。
言った、言わないで揉めている場合は、なぜそのようなコミュニケーションが起こっているのかを徹底的に考え抜かねばなりません。
他の部署の責任にしている人がいる場合は、達成しなければいけないものが何であるかを確認しそこに最短で行く道が他部署を責めることなのかを考える必要があります。
トラブルが起きた時、いかに切り抜けるかは仕事において非常に重要だと思います。そんな時は、意識を「人」に向けず「こと」に向けていくとうまく切り抜けやすいでしょう。
株式会社アプリボット
代表取締役社長 卜部宏樹
【参照リンク】
・株式会社アプリボット
http://www.applibot.co.jp/