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「ツイッターで大喜利をつぶやく男」「『あえて言うけど』を多用する男」など"スペックは高いのに、なぜか女性に敬遠される男"には共通点があるとして、書籍『高学歴男はなぜモテないのか』(犬山紙子著)が話題となりました。
では、女性の場合も高学歴だとモテないことの方が多いのでしょうか。
書籍『「絶望の時代」の恋愛学』の著者・宮台真司氏は、20歳代半ばの女性を学歴的に3階層にわけてグループインタビューを実施。第一は、東大卒や早慶卒など大学入試偏差値60台グループ。第二は偏差値50台グループ、そして、第三は偏差値40台ならびに高卒グループです。このなかで、最も幸せな性愛生活を営んでいるグループを分析しました。
宮台氏が最も幸せというのは、中偏差値グループです。同グループの女性はナンパ・コンパ・紹介的なコミュニケーションに馴染み深い。また、街コンにも積極的といった特徴も。ですので、実際には彼氏や恋愛中の人が多い結果に。
「低偏差値グループ」の女性は、生活に追われるケースが多いようです。「孤独と疲弊で(よき性愛を)吟味する暇も気力もないまま"出会い系"を使いがち」と宮台氏。実際にこのグループの女性が、出会い系サイトで男性と出会う頻度が最も多いという結果も出ています。
では、最も高収入者が多いと見られる「高偏差値グループ」はいかがでしょう。宮台氏の分析によると、「カレシのいる割合は低く、カレシがいても深くコミットせず、街コン的なものに冷淡で、『恋愛はコストがかかる割に実りがない』と同性間でうなずき合う。彼女らは、同性間の女子会的な友人関係の中で違和感なく承認されるだろうと予期できるかどうかで、自らの相手選びや性愛生活を制御しがち」とのこと。
どうやら女性の場合も高学歴だと、恋愛が身近ではないようです。こちらの場合はモテないというよりも、自分をおさえていると言った方があっているかもしれません。どちらにせよ、高学歴にまつわる恋愛はヒトクセあるようです。皆さんの周囲の高学歴男女はいかがですか?
【書籍データ】
・『「絶望の時代」の恋愛学』宮台真司著 中経出版
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