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キノコホテルの4枚目のオリジナル・アルバム『マリアンヌの呪縛』が、5月14日(水)にリリースされることが明らかになった。全10曲が収録予定で、今回もプロデュースはマリアンヌ東雲本人。エンジニアは今回が初タッグとなる南石聡巳が担当している。実演会(ライブ)ではすっかりお馴染みの楽曲「セクサロイドM」「ばら・ばら」「Fの巡回」をはじめ、「ボレロ昇天」「恋の蟻地獄」「完全なる支配」「肉体と天使」「夜の素粒子」といった楽曲が収録。タイトルを聞いただけでも興味深い内容となっている。
スピード感のあるリズム・セクションに、縦横無尽にオルガンやギターが飛び交う"プログレッシヴ・パンク"とでも呼びたくなるようなバンドサウンド。そこに乗るマリアンヌ東雲の艶めかしい歌声も、今まで以上に表情を増しており、唯一無二の魅力を放っている様子だ。また同作は、新社員・ジュリエッタ霧島(電気ベース)入社後初のオリジナル・フルアルバムでもあるので、アンサンブルによるインストゥルメンタル・パートにも期待したいところだ。
3rdアルバム『マリアンヌの誘惑』と同様、通常盤CDの他にDVDやグッズなども同梱された豪華ボックス・セットも限定発売される。おなじみキノコホテルの"ゆるキャラ"マリアンニャ様も呪縛仕様で登場するらしいので、胞子(ファン)にとって垂涎必至のアイテムとなることだろう。
リリース直後の5月16日(金)からは、アルバム発売記念ツアー「サロン・ド・キノコ~恋の蟻地獄」がスタートし、以降7月18日(金)の恵比寿・リキッドルームでのツアーファイナル(現在チケット最速先行予約中)まで、計18本の実演会が予定されている。さらに番外として、5月30日(金)には新宿・BLAZEにて、20年ぶりに来日する元祖女性ロッカー、スージー・クアトロとの共演も決定。その他にも様々なイベントが開催される予定なので、是非オフィシャル・サイトをチェックしてほしい。
以下は、新作リリースを受けた、キノコホテル支配人・マリアンヌ東雲からの声明文である。
皆様、大変お待たせ致しました。前作から約1年半の月日が流れ、その間も当社は新社員採用等を経て進化を続けて参りました。ジュリエッタ霧島の入社以来、ワタクシは早くフルアルバムを制作したくてウズウズしておりました。今回のアルバム『マリアンヌの呪縛』の制作ですが、今までの作品の中でも比較的、短時間でスムーズに進める事が出来たように思います。それは、現在の社内の状態が良好であることを表しているのかもしれません。その分、ワタクシの個人的作業に時間と労力を割く事が出来ましたので、恵まれた環境であったと言えます。
作品ごとに顔を変え、その度に聴く人を驚かせたり歓喜させたり失望させたりして楽しんで来た我々ですが、さて今回は如何でしょう。全く変わらない?それともあまりに変貌してしまった......?無責任な意見が真っ二つに分かれそうな予感がいたしますがどちらでもありません。キノコホテルはキノコホテル、これが最新型でございます。いずれにしても、聴いた貴方が金縛りにあったような気持ちになってしまうアルバムに仕上がっていると思われます。貴方も是非マリアンヌの呪縛に苦しめられ、抜け出せなくなればそれがワタクシのこの上ない幸せでございます。実演会会場でお逢いいたしましょう。ご機嫌よう。
【参照リンク】
・キノコホテル オフィシャル・サイト
http://kinocohotel.org
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