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BUMP OF CHICKENが、3月12日にリリースした待望のニューアルバム『RAY』。そのリード曲「ray」の"初音ミク"とのデュエットVer.のプロモーションビデオが本日公開した。バンプ史上初となる、このコラボPV、一体どんな内容になっているのだろうか?
初コラボ、それも初音ミクとの斬新な顔合わせが話題となること間違いなしであろう今回のPV。昨年、ツアー最終公演の日本武道館で初披露された「ray」は、メロディや歌詞をはじめ、特にアレンジにおいて多岐に渡って新たなアプローチが取り入れられた楽曲だ。
そもそも、新曲をライブで披露すること自体が初の試みだったため話題性は十分。しかし、ボーカル/ギターの藤原基央が「もし自分がBUMP OF CHICKENとして音楽を奏でていなかったら、きっとその世界の"P"のように、ボカロを使って音楽表現をしていたと思う」と語るように、"楽曲の持つ新たな方向性をより斬新に、より前衛的に、アプローチするためにはどのような方法が考えられるのか"というアーティストとしての貪欲な姿勢が、この意外なコラボを実現させたのだろう。
気になるPVの内容だが、数々の初音ミク関連アートやファッションとの斬新なコラボを実現させてきた新鋭クリエイティブカンパニー、A4A(エー・フォー・エー)の東市氏による全面プロデュースのもと制作されたという。しかもCG合成ではなく、バンプと初音ミクが同じ空間に立って撮影に挑むという、世界初の"リアルタイムでの共演"というから驚き。さらに、この撮影のために新たな3DCGモデルの初音ミクを制作し、撮影や収録も同社が開発した革新的な仕組みを用いて行われているというから、その本気度はかなりのものである。
またCDジャケットのブックレットは、バンプと、映画『永遠の0』の大ヒットも記憶に新しい山崎貴監督、そして日本を代表するトップクリエイター集団・AR三兄弟という、豪華すぎる3者のコラボによるもの。いま話題の"AR(拡張実現)"として、スマートフォンやタブレットを通してアートワークが動き出すという、これだけで立派なひとつのアート作品と呼べるレベルのシロモノだ。
【動画】BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」
https://www.youtube.com/watch?v=yT_ylSCgY6Q
バンプ×初音ミク...この出逢いは、海外におけるマドンナ×GorillazやColdplay×Jay-Zのような、互いのリスペクトはもちろん、斬新で前衛的な魅力に溢れた、珠玉の異種コラボと言えるだろう。もはや単なる音楽CDの枠を超えた、日本を代表するアーティストたちによる"ガチのぶつかり合い"に乞うご期待。
【参照リンク】
・7th Album「RAY」 | BUMP OF CHICKENオフィシャルスペシャルサイト
http://bump.mu/ray/
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