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常山：今日は、ガジェット情報ブログ「Engadget日本版」編集部の津田啓夢さんに、剛力ちゃんのCMを出しまくったり、他キャリアにはない独自端末を発表して「ソニエリが輝いていたころの、俺たちのauが帰ってきた」と30代の一部クラスタに話題になっていたり、契約件数が4000万を超えたなどと、いろいろ話題を振りまいているauの、「ぶっちゃけ、ユーザーにとってauって何が良いの？」って所を超具体的に教えてもらいます。
津田：はい、よろしくお願いします。
常山：一応、読者さん向けに補足しておくと、ガジェットブログにもいろいろありますが、高学歴なほうのガジェットブログがEngadgetと理解していただければ、あながち間違いないと思います。
津田：どこと比較してですか（笑）。
（YouTubeより）
■「結論から言うと、auはモテます」「いきなりですね」
津田：結論から言うと、auはモテます。
常山：いきなりですね、なんで？ 他と比べてそれ何故なんですか（笑）
津田：色んな所でauが一番話が膨らむんですよ。例えばコンテンツの使い放題サービス「auスマートパス」ってありますよね。
常山：auが最初に始めたサービスですね。コンテンツ使い放題。有料アプリなんかも月額定額で使えるやつ。
津田：そうです、いまはクーポンも配布されます。コンビニなんかで使える割引クーポンが。画面を見せれば何十円引きになっちゃうんです。
常山：ホントだ。ケンタとかマックでも使える。
津田：これ意外と知られてないんです。他のキャリアでもコンテンツ使い放題はありますけど。あと、「LUXA」のプレミアムタイムセールも、auスマートパスのタイムラインに流れてくる。割引クーポンはauだけですね。
常山：「えー、すごーい、知らなかったー（黄色い声）」となるわけですね。これは私も知りませんでした。クーポンはわかりやすく元が取れるからオトク度がわかっていいですね。
津田：鉄板ですね。LTEが普及した最大のメリットは、動画が難なく見られるようになったことです。だから、以前の3G回線だったら動画を見るのに忍耐が要りましたけど。いまは初心者でも見られるから、「動画見られる！楽しい！」という話をしてもわかってもらえるようになりました（笑）。
常山：そうそう、ちょっと前だったら、Wi-Fi設定して...とか、動画の質を下げて...とか、一手間掛けないとなりませんでしたからね。そこを説明するのが大変で。
津田：ありましたね、そんな時代も。
常山：ははー。これで会話の掴みが取れて、モテるわけですな。
■「iPhoneじゃもうモテません」「みんな持ってますしね」
常山：iPhoneがどのキャリアでも契約できるようになったから、増えましたね。iPhoneの人。
津田：出始めのころは、iPhoneを持ってるだけで珍しがられましたけどね。いまじゃ、一番無難な選択肢になってきてますね。だから以前のようにはモテなくなってきました。iPhoneじゃもうモテません。
常山：みんな持ってますしね。他の機種も、複数キャリアから型番だけ替えて出ているのも多いです。
津田：今春のau新機種は、auだけから発売しているものが多いんですよ。曲面ディスプレイの「G Flex」、ソニーの"ファブレット"端末「XPERIA Z Ultra」はauだけですね。大画面のスマホが増えてきましたが、「G Flex」のように曲面だと持ちやすいんですよ。これは実機を触って気づきました。
常山：指が入って、すっと持てますね。え、もしかして、auだとモテるってこれのこと...？
津田：それは偶然（笑）。この筐体全体も彎曲しているから、電池も曲面になってるんです。あと、自己修復機能があって、本体にちょっと傷がついても、勝手に治って元通りになるんです。
常山：それ、地味にスゴい（笑）。
津田：「XPERIA Z Ultra」のほうは、6.4インチの大型スマホ。タブレットとの中間サイズに位置するため、「ファブレット」と呼ばれる部類です。
常山：「フォン」と「タブレット」との合成ネームですね。「G Flex」も「XPERIA Z Ultra」も、動画が見やすいサイズだ。
津田：布団に転がって見るのに、ちょうどいいですよ、これ。
常山：二人で見るのにもちょうどいいですね（津田さんと並んで動画を見る）。キャッキャウフフ劇場待ったなしですよ、これ。
津田：常山さんじゃなければ、キャッキャッウフフしますよ、間違いなく（真面目な顔で）。
常山：それはそれとして（そそくさと離れながら）、以前のiPhoneみたいに、「あれ何だ？」と注目される端末なら、auってことですね。
津田：「XPERIA Z Ultra」をスーツの内ポケットから出したら、「何それ何それ」となりますね。間違いなく（真面目な顔で）。
■「料金が安い！」「5文字で言い切った！」
常山：回線速度比較なんてよくやってますけど、あれは微妙ですからね。山手線でのチェックなんかも、利用者が多い通勤時にチェックしている調査は少ないですし、同じ場所で同じ時間でチェックしても、端末によって速度が違ったりしますから。だから、あれよりも、身近な人の感想を聞いたほうが参考になりますね。活動時間帯や地域が似ている人に聞いたほうが。
津田：あー、それは言えてるかも。
常山：津田さんの周囲では、回線での評判ってどうですか。
津田：先ほど言ったように、周りにはガジェット好きが多いので、スマホも複数持ち、キャリアも複数使っている人がたくさんいますが、auは総合的に回線が速いと言っている人が多い気がします。そつが無いと言うか、速さが安定していると言うか。
常山：その理由はあるのでしょうか？
津田：800MHzの「プラチナバンド」でLTEが繋がる範囲が広いことが挙げられます。4G LTEエリア（800MHz）は人口カバー率99％に広がろうとしていますね。あと、LTEがもっと速くなるのは、あまり認知されてないかも。
常山：Engadgetぽい視点ですね、LTEの進化の話は。津田さん自身はどうですか、auの印象は。
津田：私も、現時点ではau推し。サービスや端末もありますが、田中社長のオタクなギークキャラ設定は特に推したいですね。
常山：ギーク社長（笑）。「田中社長 オタク」で検索すると、ご自分で「どちらかというとオタク」って発言されてますよね。
津田：Engadgetとしても、注意深く見守り続けたいです。
常山：あと津田さんの知ってることで、他の魅力って何ですかね。
津田：料金が安い！
常山；5文字で言い切った！
津田： auが最初に始めたんですが、光回線とセットで安くなるんですよ。「auスマートバリュー」がそれです。auひかりとauスマートフォンと一緒に契約すると、携帯1台につき、1410円割引になります。家族全員auにしちゃうとスゴくお得ですよ。
常山：ケーブルテレビでも、au携帯とのセット割引ありますね。うちで契約しているケーブルテレビでありました。自宅のネット回線とまとめると、割引額が大きくなるのがauってわけですね。
津田：他のキャリアはADSL回線とのセット割引が中心だったり、提携先の固定回線が限られていたりするから、意外と知られていないかもしれませんね。
【常山まとめ】
私自身、1キャリアしか契約していないので、自分の使っているキャリアのことしか知らなかったのですが、知らぬ間に提供されるサービスもコンテンツも変化しているものですね。しばらくキャリア変更をしていない...という人は、これを機会に、一度比較してみると、auのイイトコロが見つかるかもしれませんよ。
（常山剛）
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