Filed under: 国内, 暮らし・車, トピックス, 仕事術・ライフハック
リリースから1年半で、会員数約35万人に成長したお料理コミュニティアプリ「ペコリ」。
みんなが気軽に料理の写真やレシピを投稿したり、おいしそうボタンを押したりと、ほんわかコミュニティとして愛されているが、このアプリをプロデュースしたのがサイバーエージェント・アメーバ事業本部の野口さくらさん。ペコリの企画を出した当時、まだ新卒2年目だったそうだ。
「とにかく新卒1年目からどんどん任され、自分で決断する機会を与えられた」と振り返る野口さん。2011年秋、アメーバ自体がスマホに大きく舵を切る、と藤田晋社長が発表した時期に、そのタイミングでスマホアプリの社内コンペがあったのだという。
「常に新しいことを生み出そうという社風がサイバーエージェントにはあるんですが、プロデューサーとして新卒1年目からいろいろ新規事業作りに関わってきた身としては、このアプリ企画募集に参加しなくちゃいけないな!と思いました」と野口さんは語る。「それでいくつか企画を出した中で残ったのがこのペコリだったんです」。
まずは書類審査、通過した人たちが次のプレゼンへと進み、最終的に藤田社長への直接プレゼン――という順序だったそうで、野口さんはその競争に勝ち残り、今やペコリはAmebaの中でも主力のスマホアプリのひとつになったというから凄い。
ちなみにペコリのように社内でも認められたアプリは、プロモーションにも力を入れてもらえる"ご褒美"が付いてくるそう。これは数あるアプリサービスの中でも、質のいいものにより力を入れて、ヒットサービスに成長させていこうという理論なのだそうだ。
「私は新入社員でサイバーエージェントに入社したので、他の会社はわからないですが、新卒1年目から決断する機会が圧倒的に多いと思います。失敗したとしても、とにかく決断、行動する社風は凄い。 ・・・ありがたいですね。上の人の懐が広くないとさせてもらえないことですから(笑)」。
藤田社長が言う「決断経験値」、すなわち「決断経験をたくさん積むことで成長する」という信念が反映されたエピソードだ。
さて、インタビュー第二弾では、そんな野口さんがペコリを生み出すに至った経緯、さらには野口さんおすすめアプリなどに迫る予定だ。どうぞお楽しみに!
【参照リンク】
・「ペコリ」by Ameba
http://pecolly.jp/lp/index
■関連リンク
【座談会】「ぶっちゃけauって何が良いの?」を聞いてみた
孫がおばあちゃんのためにSNSアカウントを開設 フォロワー数が爆増、世界中で大人気に
優勝候補サンフレッチェ広島のAKBを踊ってみた 社長が出演する衝撃の4秒間に注目