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4人組アイドルグループ・乙女新党から、荒川ちか、葵わかなの2名が卒業すると発表された。
荒川と葵の卒業は、3月23日に行われたワンマンライブで突然発表されたもの。7月5日に行われる六本木ブルーシアターでのワンマンライブを持って卒業する。
ともに女優業専念が卒業の理由だという。公式サイトでは、メンバーたちからのメッセージが掲載されており、
「女優業を中心に活動するため、乙女新党を卒業することになりました」（荒川）
「乙女新党の活動を通じて様々なチャレンジをさせていただき、たくさんの事を学びました。そんな経験の中でお芝居を中心に活動していきたいという思いが以前より強くなってきていました」（葵）
と、それぞれ卒業の理由について説明している。
また、残された高橋優里花、田尻あやめの2人は今後も乙女新党のメンバーとして活動を継続。さらに新メンバー追加の予定もあるという。
2013年2月のメジャーデビューから着実にファンを増やし、ネクストブレイクが期待されていたところでのメンバー卒業という展開は、グループとしては避けたかったはずだが、どうしてこのような決断となったのか？ アイドル事情に詳しいライターはこう話す。
「乙女新党は、もともとテレビ番組の企画とアニメのタイアップありきで結成されたグループ。メンバーの所属事務所も、葵わかなはスターダスト、田尻あやめはヴィジョンファクトリー、荒川ちかと高橋優里花はベリーベリープロダクションとバラバラ。
当然、グループの仕事とは別に、それぞれの事務所がとってきたソロの仕事をするんですが、そっちが増えてくると、どうしてもグループとしての活動がおろそかになりやすいわけです」
今回卒業を発表した葵わかなと荒川ちかは、たしかにソロでの活動が目立っていた。
「葵わかなはスターダストの所属なんですが、ももクロやエビ中が所属する3Bjuniorという女性アイドル部門ではなく、芸能1部という俳優・モデル系の部門なんですよ。映画やドラマにブッキングできる力がある部署にいるのだから、アイドルとして活動するより、女優一本で行ったほうが将来は明るい、と判断したのではないでしょうか」（前出ライター）
一方、同じベリーベリープロダクション所属する荒川と高橋が、卒業と残留で立場が分かれているあたりが気になるが、いずれにしろ、乙女新党のような異事務所混合グループの活動が難しいことは間違いなさそうだ。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=Ce-gzeNpTAk
【参照リンク】
・乙女新党
http://otomeshinto.com/index.html
・【MV】乙女新党 - サクラカウントダウン（Short ver.）
https://www.youtube.com/watch?v=Ce-gzeNpTAk
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