中国の廃品置き場で働く男性たちはある日、鉄くずを使って巨大な「トランスフォーマー」の像を作ろうと決意。彼らが一生懸命に作ったレプリカはそこを訪れる人や通りがかりの人たちの注目を集めるようになった。そしてこれが励みとなり、男性たちは4ヶ月間で40体以上ものトランスフォーマーを完成させたのだ!
この"トランスフォーマー屋外博物館があるのは、中国山東省・済南(チーナン)市にある人里離れた丘の上。今では立派な観光スポットとなっている。鉄くずだったとは思えぬほど、見事な塗装や構造だ。
鉄くずという、形も材料もバラバラの素材を使うので同じものは作れないが、すでにオプティマスやバンブルビー、メガトロンなどが完成。一番大きいもので高さ60メートル、5トンも重量があるという。また、四肢が動くのも特徴で、今では1体10万元(約165万円)ほどで売りに出しているそうだ。
"トランスフォーマー計画"を始めたのは、アルバイトのLi Hungさん(21歳)。PRとマーケティングを学ぶLiさんは廃材を使って人目を引くようなものを作りたかったそうだ。
「ゴミから何かすごいものが作れれば、僕らの商売にもいい影響をもたらすはずだ」
彼の考えは、どうやら正しかったようだ。
【参照リンク】
・Chinese Scrapyard Becomes Tourist Attraction after Staff Builds Transformers from Metal Junk
http://www.odditycentral.com/pics/chinese-scrapyard-becomes-tourist-attraction-after-staff-build-transformers-from-metal-junk.html
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