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究極のはしご酒映画『ワールズ・エンド』のサイモン・ペッグら、実ははしご酒嫌いだった

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マニアなファンを有するイギリスの若き鬼才エドガー・ライト監督最新作『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』がいよいよ4月12日より日本公開となるわけだが、本作に出演しているサイモン・ペッグ、ニック・フロスト、そしてエドガー・ライト監督のマル秘酔っ払いエピソードを緊急入手してしまった。


この映画自体は、学生時代に成し遂げられなかった"1晩に5人で12軒のパブでハシゴ酒"にリベンジする為、地元に帰ってきたアラフォー男達のお話なのだが、劇中で見られる一気飲みのシーンは、こちらの喉が思わず渇いてしまいそうなくらい気持ちのいいものに仕上がっている。



この飲みっぷりからプライベートでもお酒が好きそうな雰囲気が漂っているキャストたち。が、実際にはどうなのか?

今回、アル中で怖いもの知らずな主人公ゲイリーを演じたサイモン・ペッグと、ゲイリーとの友情と酒を断った法律事務所で働くアンディを演じたニック・フロスト、本作の監督であるエドガー・ライトの三人に、自身のはしご酒の経験について直撃した。

まずはライト監督に聞いてみると、「最高3軒」と意外に少ない数字が。
「サイモンとニックを僕の故郷に連れてきて、はしご酒をしようとしたことがあったんだけど、初めてのはしご酒よりさらに情けない結果になったよ。3軒目までは行ったと思うんだけな。念のため言っておくけど、僕はまったくの下戸だからあっという間に酔っ払っちゃうんだ。この映画は教訓に満ちてるね」とのこと。

三人の中で最多だったのはサイモン。一晩に7軒のはしご酒をしたそうだが、「酔っぱらいたいのに、なんで散歩に行くんだよ? はしご酒は、12パイント飲んでも自分がアルコール中毒だと言わせないために生まれたんだと思うな! 本当はただ飲んだくれているだけなのに、『パブを渡り歩くのは冒険の旅みたいなもんさ』って感じでね。自ら泥酔したがるなんて、はしご酒をする奴らは問題を抱えているんだろうな。僕だって紅茶は好きだけど、12パイントも飲まないよ」と、実際はアンチはしご酒派のよう。

ニックに至っては「好きじゃないので0軒」だそうで、「はしご酒をやる意味がわからない」と言い切る。
「バルセロナのランブラス通りで飲んでいる時にタパスを食べたくなって別のお店を探すとか、そういうことならはしご酒はすると思う。ただパブを見つけて1パイント飲み干し、次のパブへ移動するというのが好きじゃないんだよ。何のためにやるのか分からないんだ」とのことだ......。

ということで、下戸のライト監督、紅茶好きのサイモン、はしご酒嫌いのニックが集結し、男たちのハチャメチャはしご酒の一夜を描いたらいったいどうなるのか、ぜひ劇場にて確かめてほしい。

『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』は4月12日(土)渋谷シネクイントほか全国ロードショー!

(C)Focus Features

【参照リンク】
・『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』公式サイト
http://www.worldsend-movie.jp/ 

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