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吉高由里子主演で3月31日(月)から新しくスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』が、初回視聴率21.8%と、好調スタートを切った。
『花子とアン』は、『やまとなでしこ』や『ハケンの品格』『Doctor-X 外科医・大門未知子』などを手掛けた人気脚本家・中園ミホが、『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子をモデルに"タフに生きる女性"を描いた作品。
第1週は、明治36年の山梨県・甲府を舞台に、貧しい農家に生まれた花子の少女時代からスタート。今後は、辛いときも、悲しいときも、"夢見る力"を支えに乗り越えた花子(吉高由里子)が、明治・大正・昭和の激動期をしなやかに、たくましく生きた姿が描かれる予定だ。
吉高の他に、映画『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、大きな話題となった黒木華が、家計を助けるため製糸工場の女工として働きに出る妹・かよ役として第3週目以降から登場。つぎはぎの衣装と薄汚れたメイクで貧しい農家の娘になりきった黒木の演技も見どころの一つだ。
他には、甲府の地主・徳丸甚之介を演じるカンニング竹山、花子が編入した女学校の先輩、白鳥かをる子を演じるハリセンボンの近藤春菜など、個性豊かな俳優陣にも注目が集まる。主題歌は絢香の「にじいろ」。
女性の本音をリアルに描き続けてきた脚本家・中園ミホによる、明治~昭和・女性たちの"仕事と恋と友情"物語。今後の展開が楽しみである。
【参照リンク】
・NHK連続テレビ小説『花子とアン』
http://www.nhk.or.jp/hanako/
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