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グラミー賞受賞者であり、世界中で大人気のヒップホップ/R&Bアーティスト、ドレイク。そんな彼が仕掛けたドッキリの結果が、あまりにも悲惨だと話題を集めている。
ドレイクは米人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』内のコーナー「Lie Witness News(番組側がでっちあげた嘘の質問に視聴者が答える企画)」 のドレイク版、「I Witness News」に登場。その中でカツラやメガネなどのメイクで変装し、通行人に「ドレイクをどう思うか?」と質問するドッキリを仕掛けた。
まず、少年に「昨日のESPY賞(スポーツ選手のアワード)でのドレイクのホストぶりやパフォーマンス、どうだった?」と"でっち上げの質問"をすると、「すごく良かったよ!」と好感触。だが、2人目の男性に「ドレイクがESPY賞で白人のアスリートから目を背けたことについて、どう思いますか?」と、こちらも"でっち上げの質問"をすると、「馬鹿げたことだと思う。皆、平等に扱われるべきだ。これが彼のキャリアに悪い意味で影響すればいいと思ってる」と辛辣なコメントが返ってきた。「ドレイクのファンですか?」という質問にも、当然ながら「ノー」という答えが...。
さらに年配の女性からは「ドレイクなんか大嫌い」と言われ、別の男性からも「あいつは俳優だろ? 本物のラッパーじゃねえよ」と、アーティストとしてのキャリアを全力で否定される始末。ドレイクは気丈にも「そうだよね(泣)」と返していたが、ショックだったに違いない(注:ドレイクはカナダのTVシリーズ『Degrassi: The Next Generation』で活躍していた過去を持つ)。
なお、この男性はギターを持っていたため「ドレイクをディスする歌をどうぞ」と言われると、即興で「ドレイクよ、お前はムカつくんだよ」とアツく歌っていた...。
https://www.youtube.com/watch?v=LGcMYWT30XQ
このドレイクによるドッキリ動画は、公開からわずか3日で約560万もの再生回数を記録。視聴者からは
「これは悲惨だ」
「ドレイクみたいに、こうやって自分のことを笑い飛ばせる人はあまりいないんじゃないの? 先月実際に彼に会ったんだけど、本当にいい人だった」
「ドレイクの音楽は聴かないけど、親しみは感じるよね」
「奴が嫌いな連中は、『能無し』だの好き勝手言うけど、俳優としては才能があるし、面白いと思う。まあ、歌手やラッパーとしてはてんでダメだってのは、俺も同意するけど」
「みんな正直だなあ...」
と様々な意見が寄せられている。アンチな人からのコメントは確かにキツいだろうが、彼が音楽で成功したことは紛れもない事実だ。
【参照リンク】
・Drake Disguised Himself And Then Asked Random People On The Street What They Thought Of Drake
http://www.buzzfeed.com/lyapalater/drake-disguised-himself-and-then-asked-random-people-on-the
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