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今年の4月、"リアル・バービー"として一躍有名になったウクライナ出身のヴァレリア・ルキアノワさん。人形のような顔やバービー人形のようなプロポーションを持つ彼女の写真は、瞬く間に世界中に広まった(こちらはヴァレリアさんのフェイスブック(Facebook)ページ)。ヴァレリアさんの外見については、美容整形手術または画像処理で"修正"したからだろうという非難もある。彼女はこれに対し、「多くの人は、自分を完璧な状態にしたいと思う人に対してネガティブなことを言うのよ」と答えていた。
「("リアル・バービー"になるのは)大変なのに、皆は(整形手術の)執刀医か、コンピューターのアーティストが何かしたんだろうってことで片付けてしまう。でも私は深刻にはとらえていないの。むしろうれしく思ってるわ! 彼らにとって私が非現実的なものに見えるのはうれしいわね。だってそれって、私がうまくやったってことだもの」
ヴァレリアさんはまた、自分への注目を恐れてはいないとも告白。「恵まれた外見やスリムなプロポーションを持った美しい女性は、人形のように見えるのよ。自分が他人の感じ方に合わせていることは否定しない。私は(他人の)反応を楽しんでるの」
米経済誌『フォーブス』は、ヴァレリアさんや彼女のような女性がウクライナで"バービー・フルー(flu=インフルエンザ)"を巻き起こしていると指摘。女の子たちはこぞって、非現実的な美の基準を自分のものにしようとしているという。
しかしヴァレリアさんは「自分の外見にばかりかまけて内面をおろそかにすれば、誰もあなたに興味を示してくれなくなるわ。だって彼らは(あなたから)何も感じないからよ」と、自分が外見だけ気にしているのではないと話している。「外見の美しさだけが成功を招くと考えている人が多いけど、それは違うわ。精神の修行だけが、目に見える結果をもたらすの」だそうで、"クロップトップにタイトなジーンズ"といった彼女のファッションも"精神の修行"に影響を受けているとか。
この写真は本物の人間の女性と比べ、バービー人形のスタイルがいかに非現実的なのかを示している 黒のラインはバービー人形のそれで、極細のウエストに大きな目、そして形の良い胸は本物の女性とはかけ離れている。だがそれらはまた、ヴァレリアさんが誇る特徴でもあるのだ。
ハロウィーン向けメイク?
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