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アンディ・ウォーホル美術財団がオークションを開催し、1,700万ドル(約14億円)を売り上げたことが明らかになった。クリスティーズで開催された今回のオークションでは、写真からシルクプリントまで未公開作品を含めたウォーホルの作品354点が出品された。来年2月にはオンラインでのオークションが開催されるとのこと。
クリスティーズ側は最高値がついた作品は「絶滅に瀕するシリーズ」の「サンフランシスコ・シルバースポット」で、落札価格は120万ドル(約1億円)であることを発表。また、ジャクリーン・ケネディのシルクスクリーンの肖像画「ジャッキー」も予想落札価格の30万ドル(約2,400万円)を遥かに上回る62万6千ドル(約5,100万円)以上の値段で落札されたことを明らかにしており、クリスティーズ側は多くの作品に予想以上の高値がついたとしている。
また財団側は今回の売上で、ビジュアルアートへの援助の規模を拡大できるだろうとしており、ウォーホルが財団を設立した当初の目的が叶うとし、「このように作品を購入してもらうことで、新しい形でアンディ・ウォーホルの作品を世界の皆さんに知ってもらえるようになります。これは財団にとって、そしてアートの世界にとって重要だと考えています」と声明を発表。また財団の会長であるマイケル・ストラウス氏も、「このオークションによって、援助が必要なアート界の資金力を強化することができましたし、アンディ・ウォーホルの作品を愛し続けてくれている人たちと触れ合うことができました」とコメントしている。
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