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たとえ数分でも数年間でも、移り変わりの激しいこの世界で、たった一瞬だけでも世界のトップに立ったスター達は幸運だ。我々に強い印象と思い出を残し、どこかへ去って行った彼らは今どうしているのだろう。...しかし驚くべきことに、その多くはまだ仕事をちゃんとしているのである。今回はそんな今や懐かしいスター達を紹介しよう。
ジェヌワイン（Ginuwine）
2001年のスマッシュヒット「Differences」が４週連続チャートのトップをキープした彼。さすがにそれを越えるヒットはまだ生み出せてないが、2011年のアルバム『Elgin』がビルボード30位に登場するなど、好ペースの活動を続けている。
メイシー・グレイ
1999年「I Try」の大ヒットで知られるソウルシンガー。実はそれ以降も5枚のアルバム、15枚のシングルをリリース。最近でもテレビ番組「Dancing With The Stars」にも出演するなど意外と表立った活動をしているのだが、あまり知られていないようだ。
マンディ・ムーア
1999年のデビュー・アルバム『So Real』でデビューしたマンディは、それ以降クリスティーナ・アギレラやジェシカ・シンプソン程の華々しいキャリアを歩むことはなかった。5枚のアルバムをリリースするなど音楽活動を続ける傍らで、評価が低めのラブコメ映画への出演などが現在まで続いている。返り咲いて欲しいと願っているファンも多いはずだ。
シネイド・オコナー
プリンスのナンバーをカバーし、90年代を代表するヒットとなった「Nothing Compares 2U」は彼女の1番有名な作品かもしれないが、テレビ番組でローマ法王の写真を破るなどの過激な行動で話題を振りまいてきたことの方が印象強い。それ以降も6枚ものアルバムをリリースしているが、音楽活動そのものよりも、情緒不安定さ、インタビューでのぶっ飛び発言、わずか16日で終ってしまった結婚生活...といった話題の方がやはり目立っているようだ。昔とあまり変わらないエキセントリックさは健在のよう。
シスコ『Thong Song』『Incomplete』という2つのヒット作品で知られるが、2001年以降は全くアルバムをリリースしていない。その後も映画に出演するなどの動きもあったが、あまり強いインパクトを残していない。かつてはグラミー賞にもノミネートされていた彼だが、結局前述の2作品の印象だけで終ってしまいそう。
バイタミンC（Vitamin C）
1999年のスマッシュヒット「Smile」、バラード「Graduation（Friends
Forever）」で知られるも、2001年以降リリースはない。本人いわく2枚の復活アルバムをリリース予定とのことだが、まだそのめどは立っていない様子だ。しかし近いうち、人気子供番組テレビ局「ニコロデオン」の音楽部門副部長に任命される予定とのことなので、今後歌のお姉さんとして活躍するかも!?
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