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音楽のリリース、ギャビン・ロスデイルの妻、そして2人の息子の母親という役を全てこなしているグウェン・ステファニーは万能のように見えるが、簡単ではないことを本人が明らかにした。<VOGUE>2013年1月号の表紙を飾ったグウェンは、所属するバンド、ノー・ダウトの6枚目のアルバム『Push and Shove』のレコーディングの時間を作るのは大変だったと告白した。
「スタジオに行ってアルバムを作っていると、家にいる時間がなくなって、子供を寝かしつけることもできなくなってしまうわ。でもそれ以外に重要なことってないでしょ? だから凄く後ろめたい気持ちになったわ。スタジオのみんなを落胆させ、自分の子供を落胆させ、自分自身も落胆させているって思ったの。みんなにとって時間は凄く貴重なものだから」
またグウェンは夫ギャビン・ロスデイルが率いるバンド、ブッシュが2011年にツアーに出ていた間は、6歳と4歳の息子を相手に母親としての役割をこなすのが大変だったと言う。
「もちろん、ギャビンは精神的に支えてくれたけれど、物理的にはね...息子2人は動き回るでわけだから。息子たちは起きるとすぐに殴り合ったりするしね。 夫と私の生活は、一緒か別々かの両極端なのよ。別にそれで大丈夫だけれど、子供が一緒だと難しいわ。子供たちには父親が必要だしね。家族を持てば、1人1人がお互いを必要としていることが分かるの。だから夫が家に戻って来てくれて嬉しかったわ」またグウェンは自分のツアー中も仕事と子育てのバランスを取るのが難しかったとも告白している。
「私の最初のソロアルバムとツアーは、妊娠中だったの。歌っている間に吐きたくなる時もあったし、衣装によっては気分が悪くなったわ。まるで拷問だったわね。妊娠4カ月半になるまでツアーをしていたのよ。その後家に戻って1人目を産んだわ。それで彼が8カ月になったらまたツアーに出たの。14か月になるまで授乳を続けたから、メイクをしたらツアーバスに戻って授乳して、寝かせて、そしてステージに上がるという生活だったわ。100本位こういう感じでこなしたわね」
このように辛い時期も過ごしたグウェンだが、母親であることを誇りに思うとし、母親になることで受けられる恩恵も楽しんでいるようだ。
「母親になるのは凄く楽しいことよ。でも想像通りにはならないわね。そして時間と共に変化していくものなの。子供たちが育っていくと、自分の人生が変わっていくのよ」
またグウェンは10年間連れ添っている夫ギャビンがいることはラッキーだと話す。
「夫とはちゃんと向き合う必要があるわ。でもそれは楽しいことなのよ。だって他人について沢山学べるし、自分が強くなれるから。そして子供を作れば、また別の世界が待っている。究極のコラボレーションってところね。お互い物事についてしっかりとした意見を持っているし、一緒に生活していくのは凄く楽しいわ」
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