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サイバーエージェントでスマホ向けアプリの開発を手がける美女2人、張替るりさんと緑川ゆりさん。
前編では、『きいてよ!ミルチョ』『ネガネガ ネガにゃんこ』のアプリ開発に至った経緯や苦労など面白いお話をしてくれました。今回は後編、お2人の仕事術やサイバーエージェントの強さの秘密などをお聞きしました。
―アプリの開発というと、会社に泊まり込んで何日も徹夜して、というイメージもありますが......
張替:徹夜はほとんどしませんね。アプリの立ち上げの時にはさすがに忙しくなりますが、遅くまで会社に残って残業するということはあまりありません。先輩方を見ていても、時間内に集中して仕事に取り組み、休みの日にはしっかり遊ぶ。オンとオフの使い分けがうまい、というイメージです。
―お2人は、お休みの日などは何をして過ごしていますか?
張替:社外の友達と遊びにいくことが多いですね。この間もみんなでバーベキューに行ってきました。ただ、お休みの日でも絶対にスマホはずっと触っています。面白そうなアプリを触ってみたり、2chを読んだり。もう職業病みたいなものですね(笑) 特に『おさわり探偵 なめこ栽培キット』には、全種類のなめこをコンプするまでガッツリはまってしまいました。
緑川:誘われたことはなんでもやります。野外フェスに参加したり、映画を観たり、本を読んだり。なるべく今までやったことがないことに挑戦して、自分の「引き出し」を増やせるようにしています。
―お2人とも25歳という若さで人気アプリのプロデューサーを務めています。普通の会社であれば、入社2〜3年目の新人って、やる気を失いはじめている頃だと思うんですが(笑)、モチベーションを高く保つための秘訣などはありますか?
張替:ひとつのサービスに対して、「チーム」で取り組むのが楽しいですね。あとは、様々な社内表彰制度もあるので、頑張ったら頑張った分だけ報われるのでモチベーションが湧きます。同期が表彰されていたりすると悔しくて仕方ないですね(笑)次は絶対に負けないように頑張ろう! と思います。
緑川:ほかにも、提案した企画案や改善プランが採用される度に加算されるポイントを新人メンバーが競い合う「ポイントすすむくん」という会議や、特定の期間に優秀な成果を出したサービスだけが広告を載せたアドトラックを作って渋谷を走らせることができる企画など、ちょっとゲーム性のある社内制度や仕組みがたくさんあるので、みんな楽しみながら、必至に仕事に取り組んでいますよ!
―若い女性が意見を言ったりすると、現場のエンジニアさんたちになめられたりしませんか?
緑川:たしかに、こだわりの強い職人気質の方は多いですね。ただ「少しでもユーザーを楽しませたい」という想いは同じなので、きちんとコミュニケーションをとって、お互いに納得して仕事をしてくださっています。
張替:ミルチョのエンジニアチームは博多にいるので、基本的にはSkypeやFaceTimeを使ってやりとりしています。みなさんモチベーションが高いので、私が「これをやりたい!」と無理を言っても、「そのやり方ではできないけど、こういうやり方ならできるよ」と代案を出してくれて、協力してゴールに向かって進むことができます。
緑川:あとは女性であることのメリットとして、「細かいところに気付きやすい」というのがあると思います。たとえば、『ネガにゃんこ』では、通知をポスト型のアイコンで知らせるんですが、このポストを、通知が来たときは開いた絵に、通知が無いときは閉じた絵にしています。小さな点ですが、こういうこだわりの積み重ねが大事なんです。
張替:自分がユーザーと同じ女性だからこそ気が付くこともあります。たとえば「ツメを長くしているときでも押しやすいようにボタンを配置する」などは、男性ではなかなか思いつかないポイントなのではないでしょうか?
―サイバーエージェントでは、お2人のような若い社員に大役を任せることが多いのでしょうか?
張替:そうですね。私たちの同期でもマネージャーなどの責任あるポジションについている人がたくさんいます。先日弊社は、元ライブドアの堀江さんと一緒に『7gogo(ナナ・ゴーゴー)【http://www.7gogo.jp/】』というスマートフォン向けサービスの合弁会社を立ち上げたのですが、そこの取締役に抜擢されたのも、入社一年目の新人社員でした。
緑川:インターネットやスマートフォン向けのサービスには、お手本にすべき「前例」がほとんどないので、過去の実績や経験だけではなく、新しい発想が必要なこともたくさんあるのだと思います。。だからこそ、小さな頃からインターネットに親しんでいる「デジタルネイティブ世代」を積極的に起用しているんだと思います。
こうした社長の考えもあり、サイバーエージェントでは若手を抜擢する機会も多いですし、「挑戦」を良いものとする文化がしっかり根付いています。こうした企業風土も、私たちのような若手社員がモチベーションを持って仕事に取り組める秘訣かも知れません。
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今回のインタビューでは、キラキラとした笑顔で自分が作ったアプリの説明をする2人の表情が印象に残りました。 経験の無い若手社員を「ゆとり」の一言で片付けるのも、自由な発想のできる貴重な「戦力」として扱うのも、結局はその会社の「文化」次第なのかも知れません。
・「きいてよ!ミルチョ」プロデューサー
アメーバ事業本部 コミュニティ部門 第2コミュニティ事業部 プロデューサー
張替るりさん
・「ネガネガネガにゃんこ」プロデューサー
アメーバ事業本部 コミュニティ部門 第2コミュニティ事業部 プロデューサー
緑川ゆりさん
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