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公開中の『ウルヴァリン:SAMURAI』で、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンと実業家・矢志田の息子シンゲンを演じる真田広之が、烈しいバトルを繰り広げている。二度の偶然の出会いを経てともに共演を願い、各々経験を重ねて初邂逅。真田は、「10年の飲み友達より、1カットを一緒にやればわかり合えてしまう仲」とヒューとの関係を評した。
最初の出会いは、8年ほど前。上海の映画祭だった。その後、ブレット・ラトナー監督の『ラッシュアワー3』(07)の撮影を真田がしている時に、偶然隣接のスタジオにいたヒューが見学に来た。「いつか一緒にやろうよって話で盛り上がって」と真田は当時を回想する。そして、『ウルヴァリン:SAMURAI』。ヒューにとって愛着がもっとも強いウルヴァリンが主人公の映画だけに、再会時の印象は二度の出会いの時と相当違っていたという。「特に今回は『レ・ミゼラブル』(12)を撮り終えた後で、彼の積み重ねたキャリアを含めて、キャパシティーや自信、持っているオーラがとてつもなく大きくなっているような気がしました」。
真田広之
シドニーのスタジオで再会したヒューは、すでにウルヴァリンに仕上がっていた。ようやく一緒に仕事ができるという感激に浸る間もなく、ヒューの決意と覚悟に真田自身も身がひきしまる想いだったという。「リハーサルも本番も大変ですが、高いプロ意識でした。朝は一番に来て、筋トレをしていましたよ。もう12年近くやっているので、放っておいても完全にウルヴァリンなわけですが(笑)、今回初めて彼は不老不死の能力を奪われ、死の恐怖に直面しますね。その内面を出す重圧が、ビシビシ伝わってきたことを思い出します」。
『ウルヴァリン:SAMURAI』より
実際にヒューと仕事をしたことで、「今回で改めて彼の魅力、現在のポジションを築いた大きな要因を知ったと思います」と語る真田。しかもそれは、長期間の撮影を通してではなく、"一瞬"のことだった。「現場でカメラを前にして対峙すると、一番、相手のことがわかるような気がします。まさしく10年の飲み友達よりも、1カットを一緒にやるほうがわかり合えてしまうというか(笑)」。改めてクライマックスのウルヴァリンとシンゲンの激闘シーンを観れば、とても感慨深いはずだ! 共闘した男たちの魂の活劇に括目せよ!
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は、全国大ヒット上映中!<3D/2D 字幕版・日本語吹替え版 同時公開(一部地域を除く)>
【参照リンク】
・『ウルヴァリン:SAMURAI』公式サイト
http://www.foxmovies.jp/wolverine-samurai/
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