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【怖すぎ】熟年離婚を希望する妻が急増中 理由は「なんとなく別れたい」

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結婚生活について行なったアンケートの結果で、「パートナーに不満がある」と答えたのは全体の77%、そして、「パートナー自身に不満はないがそれ以外の原因で離婚を考える」と答えた人は全体の 59%いることがわかりました(「離婚・調停相談サポート」「法律相談窓口案内 熟年離婚・離婚調停」より)。


注目したいのは、「パートナー自身に不満はないがそれ以外の原因で離婚を考える」人が6割近くもいることです。特に女性に多いようで、姑問題や友人関係、学歴などがその引き金になっているようです。夫自身の素行により離婚したいというわけではなく、それ以外の部分が問題となっているのです。

また、精神科医の香山リカさんも自著『女は男のどこを見抜くべきか』のなかで、ハッキリした理由がないのにも関わらず、別れたいと考える女性が数多くいると紹介しています。

「もう話もいっさいしたくない」
「顔を見るだけでもムカムカする」
「夫が入った後のお風呂になんて入る気もしない」
「夫の洗濯物は、私や子どもの下着とは絶対、いっしょに洗いません」
「夜、寝たらそのまま起きてこなきゃいいのに、と毎晩、思う」

診療室で彼女たちが吐き出す言葉はどれもエッジが効いたものばかり。熟年離婚という言葉が話題になって久しいですが、香山さんが診療室で会う女性、特に50代、60代の女性から、「離婚を考えている」という相談が多いようです。むしろ男性の方は無頓着で、自ら離婚を考えている人は少なく、突然、妻から離婚を切り出されてとまどっているといった相談の方が多いようです。

男性諸君はこのことをしっかり把握していないと、20年、30年も連れ添った奥さんから、突然「離婚」を突きつけられる日も、そう遠くはありません。

同書で香山さんは、会話を増やすことと、女性も自分の人生をまっとうしたいと考えていることに気づくべしとアドバイスをしています。浮気や暴力、ギャンブルなど、明確な理由があっての離婚ならまだしも、はっきりした理由もなく、「生理的に受け付けない」といったことで離婚となっては、男性も納得できないでしょう。

せっかく築き上げた家庭が崩壊しないように、奥さんへのフォローも忘れずに過ごしてみてはいかがでしょうか。

【書籍データ】
・『女は男のどこを見抜くべきか』 香山リカ著 集英社


photo:「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」

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