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今や世界で11億人以上が利用する巨大SNS、フェイスブック。会社の同僚はもちろん、上司だってユーザーの可能性は高いわけだが、海外のサイト<howstuffworks.com>では「上司とフェイスブック友達になっておいたほうがいい!」理由を紹介している...が、一方で「上司とつながって面倒くさい」なんていう声もよく聞く。
同サイトで紹介されていた「上司とフェイスブック友達になっておいたほうがいい」理由は、以下の5つだ。
①チームの一員になれる
②転職や新規採用につながる
③上司のことを知るきっかけになる
④ワークライフバランスの確立につながる
⑤ネットワーク作り
まあ、それはそうだね・・・という内容だが、同時に違和感もある。やはり日本人の視点で見ると、"友達になったがゆえの悲劇"のほうが圧倒的に多いのではないだろうか。上司の投稿や写真に対し「いいね!」をつける業務が発生したり、「俺の投稿 見た? 見た?」という"地味なパワハラ"が増えるのだ。「お前の世論に対する一言コメントなんて興味ねえよ!」と思っても、さすがにブロックはできないし!
さらに、フェイスブックでつながっていたばっかりに、上司の悪口をうっかり本人に送信する"誤爆"や、嫌いな上司が「知り合いかも?」と画面に出てくるたびに気分が悪くなる、なんてパターンも続出しているのである。また、上司の友達が異常に少ないと、「社内だけ(部下だけ)なのか? もしかして人格に問題あり? この人大丈夫か?」などと余計な心配をしてしまったり...。
もちろん、実際に上司とフェイスブック上でつながっている会社員は非常に多いし状況によってはアリなのだが、欧米と日本ではその辺の感覚が大きく異なる。我ら日本のビジネスパーソンは上司をフェイスブックで「承認」する前に、じっくり考えてから判断しよう。ちなみに、上司がやたら面倒くさいポエムっぽい投稿を始めたら可及的速やかにブロックをしたほうが得策だぞ!
【参照リンク】
・HowStuffWorks "5 Reasons to Friend Your Boss on Facebook"
http://www.howstuffworks.com/5-reasons-to-friend-your-boss-on-facebook.htm
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