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浪費、美容整形などの実体験をもとにしたコラムで"女の業"を体現し続ける作家・中村うさぎさん。そして、女戦線からの離脱を切に願う「隠遁女子」作家・三浦しをんさんらは、共に中学から女子校通い。歩んできた道は正反対の2人ですが、書籍『女子漂流』の中でガチなガールズトークを展開しています。そのテーマ一つが「レズ」。
「女性が女性を好きになる感覚」に理解がある2人。その中で、「男性のエロスの発動の仕方と女性のエロスの発動の仕方には違いがある」と述べています。
"男性は身体のパーツに発情し、女性は関係性に発情する"というのが中村さんの考え。
「男が何で発情するかって言ったら、おっぱいとか、足とか、結局、身体のパーツなわけよ。ゲイだとチンコ、ノンケだとおっぱいっていう、性的なパーツに発情するのは、男が視覚的な性的記号に発情する生き物だからなんだよね。ところが、女はそれがないの。身体の一部とか、性的シンボルに発情するんじゃなくて、関係性だったり、シチュエーションだったりに発情するわけだから」(中村うさぎ)
そういった理由から、恋愛は男女でする必要がないというのです。自分の求めることをしてくれたり、言ってくれたりするのは、男性だけではなく、女性にもできること。
女子高時代にまわりにレズがいたと話す2人ですが、共学校に通っている女子でも、カッコイイ女性の先輩にチョコをあげたり、その人の部活で活動する姿を眺めていたりする人もいました。時にはガチでレズになってしまう子もいたようですが、それを非難するような空気はなかったのです。中村さんや三浦さん自身も気になる女性がいたりしたそうで、他の子と一緒に歩いていたら焼きもちを焼くこともあったとも。
なかなか男性には理解しにくい感覚かもしれませんが、どうやら、「女性は関係性やシチュエーションに発情する」模様。ですので、そんな女性の本質を逆手にとって、モテを実現してみてはどうでしょう。体力・金・権力でアピールするのも結構ですが、女性の求めることや言葉に応えることで、あなたにもモテのチャンスがやってくるかもしれません。
【書籍データ】
・『女子漂流』 中村うさぎ・三浦しをん著 毎日新聞社
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