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2010年にTBS系の深夜ドラマとして放送され、2012年には劇場版も大ヒットした『闇金ウシジマくん』。主人公の闇金業者社長・丑嶋馨(ウシジマカオル)を演じるのは、今までと同様に山田孝之。また、今作からは丑嶋の幼なじみである情報屋・戌亥(イヌイ)役に綾野剛が新キャストとして参加、いつ登場するのか?など、注目すべき点は多い。
絶大な人気を誇る同作だが、1月16日からドラマ第2弾『闇金ウシジマくんSeason2』が放送され、早くも話題を呼んでいる。
ツイッター上では
「闇金ウシジマくん見たら、いつも人生怖くなる。」
「生活費の計算する度にウシジマくんがよぎるようになってきた」
「闇金ウシジマくん、 おもしろい。 人って堕ちたらこんな感じってのがわかる。 金は絶対借りんとこ。」※原文ママ
さて、丑嶋の客は、普通の金融業者や銀行からは金を借りることができない「ワケあり」な奴ら。丑島が社長を務める闇金会社「カウカウファイナンス」は、トゴ(10日で5割)という法外な金利を客からむしり取る。踏み倒そうとするやつも中には出てくるが、丑嶋はどんな手を使ってでも貸した金を回収する。ドラマの1話からこの容赦の無さは十分に健在。ホストに貢ぐため借金を重ねる女性は、いきなり丑嶋によって風俗に沈められた。
一見、血も涙もないようにみえる丑嶋だが、実は経営者として素晴らしい哲学を持っており、ビジネスパーソンが見習うべき点が非常に多い。現に熱狂的なファンも多いのだ。
カウカウファイナンスにはマサルという社員がいるが、マサルは一度同社の顧客名簿を盗み、丑嶋を裏切ったことがある。アウトローの世界、こんな奴はもちろんクビ・・・、いやクビどころじゃない。消されたっておかしくない。しかし、マサルがもう一度カウカウファイナンスで働かせてほしいと頼んだときの丑嶋の台詞は...
「一度なくした信用 取り戻すのは、最初に信用作るより大変なんだ。おめーにそれが出来る自信があるなら、明日の朝事務所へ来い!」
自分を裏切った人間に対してこんな言葉をかけられるだろうか。「弱い者ほど相手を許すことができない」と言ったのは、かの有名なマハトマ・ガンジーだが、まさにその通り。ライバル会社に情報をリークした社員がいたら、間違いなくクビ。しかし、丑嶋はそこで受け入れたわけだ。デキるビジネスパーソンほど、人のミスを許せるものなのだ。
このように裏社会の人間である丑嶋だが、彼の人間哲学、発言、行動から学ぶべき点は十分すぎるほど多いのだ。まずは毎週ドラマを要チェックだ!
TVドラマ「闇金ウシジマくんSeason2」 MBS・TBSほか 深夜にて放送
1月23日 第2話放送 TBS:25:04~ MBS:25:03~
(C)2014真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん2」製作委員会・MBS
【参照リンク】
・TVドラマ「闇金ウシジマくん Season2」&映画「闇金ウシジマくん Part2」公式サイト
http://ymkn-ushijima-movie.com/
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