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エクセルで日本画を描くスーパーおじいちゃん画家をご存じだろうか。堀内辰男さん、73歳。定年後、自己流で始めたのだそうだが、その驚くべき技法で、昨年、日経BP社のITpro「世界を元気にする100人」にも選ばれたほど。
13年前に定年退職したとき、自身への新たな挑戦としてパソコンを購入。これまでまったく使ったことのなかったエクセルを勉強し、未体験の絵画に独学で挑戦しだしたというから凄い。
絵を描く専用ソフトはいっぱいあるのに、、なぜエクセルだったのか。その疑問に「あくまで誰でも持ってる汎用ツールじゃないとダメ」と答える堀内さん。エンジニア時代、有名な医療器具や文房具を設計してきた堀内さんにとって、「多くの人が使えるツール」であることは譲れない大前提だったそう。
美術展に出品しても、最初のうちは批判も多かったそうだが、どこがいけないのか批判した人に聞き、直し、どんどん上達。2006年にはパソコン画大賞を受賞するなど今や大御所の域だ。
「年をとると、人は社会で自分が築き上げてきたポストに執着しがち。でも自分を一旦真っ裸にして取り組んで、得られた結果が本当の自分。いつだって始めようと思えばできることはあるよ」など名言も豊富。
堀内さんのエクストリームぶりは、SONY「発掘!アーティスト」内でさらに詳しく読むことができる。
https://www.youtube.com/watch?v=fI1AxDyKa0o
【参照リンク】
・「発掘!アーティスト」堀内辰男さん
http://myvaio.sony.jp/sonyselect/special/140220/
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