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セサミ・ストリートの人気キャラクター、エルモの声を演じる俳優、ケヴィン・クラッシュ。彼が7年前に当時16歳だった少年と肉体的関係を持っていたとして、少年本人から番組に訴えがあったと<TMZ>が伝えている。しかしクラッシュは、2人が "そういった関係" にあったことは認めているが、少年が当時18歳だったと主張していたため、「2人の大人同士による個人的な関係だった」とした上で、「(彼が)事実をねじ曲げて訴えていることを心底残念に思う」とコメントし、容疑を否認している。
これに対して番組側(Sesame Street Workshop:NPO団体)は、「個人同士の問題で仕事は関係ない場でのことではあるが、事態を重大に受け止めて迅速に調査し、対応してゆく」として事実確認に奔走する旨を明らかにしている。
さらに、「ケヴィンは訴えの内容が事実と違うと否認しており、自分の名誉を挽回するために出来る限りの対応をしています。番組側としましても本人のため一時番組から降板することを決定しました。しかしエルモは私たちにとって1人の人間以上に大きな存在です。そして、世界中の子供達を楽しませ、教育してゆく存在として今後も番組にとって大事なキャラクターであり続けることには変りません」とコメント。番組はその後少年(現在は23歳)と2度に渡って面会、さらにケヴィンの話も詳しく聞くなど調査を重ねていた。結果として、当時少年の訴えには事実と異なっていたことが明らかになったため、ケヴィンは未成年との淫行罪には問われないものの、「インターネットの使用方法など、番組のポリシーとは反する行動を自覚した上で取っていた事は事実。個人同士の問題ではあるが、ケヴィンはもっと責任をもって冷静に行動すべきだった」と発表。ケヴィンがすぐさま番組に復帰するということはないようだ。
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