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先日ニュージャージー州で行われたストーンズの再結成ツアー最終日に、レディ・ガガ、ブルース・スプリングスティーン、ジョン・メイヤー、ブラック・キーズが登場した。スプリングスティーンは「Tumbling Dice」、ガガは「Gimme Shelter」、ブラック・キーズは「Who Do You Love」、そして、ジョン・メイヤーとゲイリー・クラーク・ジュニアの新世代ブルース・ギターヒーロー2人はロニー・ウッドとキース・リチャーズと一緒に「Goin Down」を披露しギターリックの応酬。ゲスト陣も皆心から楽しんでいる様子であった。
しかし、何はともあれ「It's Only Rock 'N Roll」「Start Me Up」「Brown Sugar」「Sympathy For The Devil」など代表曲をストーンズだけで演奏している際が1番の盛り上がりを見せていたのは印象的であった。これだけの豪華なゲスト陣をまとめて迎えても陰ることのない存在感を放つロックバンドは、やはりストーンズだけである。
ステージの途中、ミックはコネチカット州で起こった小学校での銃乱射事件について触れ、哀悼の意を表明しする場面も。「(ライブ開催の)つい前日に起こった痛ましい事件のことを忘れないでおこう」というミックの言葉に会場は静かに賛同した。しかしこのシーン以外はひたすらロックンロール・パーティであった。この日のライブは有料放送で中継されていたことを踏まえ、「テレビの向こう側にいるファンの中には、もしかしたら孫と一緒に観てる人もいるかもな」とメンバーは冗談っぽくコメント。それもそのはず実際ストーンズは65歳から71歳という高齢。...にも関わらず、ここまでエネルギッシュなステージを展開できるバンドは世界中を見渡してもいないだろう。
「今回のツアーを最後に引退か!? 」などと噂されていたが、この日のステージングを観る限り想像もつかない。ミックは「きっとまた近く、必ず会おう」と言い残しステージを去ったが、きっと "再会" までにそんなに時間はかからないはずだ。
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