Image may be NSFW. Clik here to view. 従来は、DJはターンテーブルでレコード盤を回転させ、毎晩セット(訳注:選曲)を変えていた。そうだとしたら、ノートパソコンで演奏する奴はどうなんだ?ミキシングよりも両手を挙げることに時間を使っている奴らは?複雑な光のショーの裏でやっている奴らは?
評判の良いエレクトロニックプロデューサーのdeadmau5は最近、彼のステージ衣装であるロボットネズミのマスクをつけて、ロックのバイブル的存在である雑誌『ローリングストーン』の表紙を飾った。彼は"We All Hit Play."と題するTumblr(訳注:タンブラー:ブログとミニブログ、そしてソーシャルブックマークを統合したマイクロブログサービス)の実に率直なメッセージでそのことについて暴露した。そのメッセージの中で、彼の周到に計画されたステージショーがどのように上手く行くのかを説明し、「ライブ」という言葉は誇張だということを認めた。しかし、彼の口調は妙に防御的で、不当にもDJ間に議論を巻き起こし、彼らの技術を頭を使わない「ビートマッチング」と言うまでになってしまった...deadmau5は「俺は3歳の時からその技を持っているよ。」と書いている。
最近Dancing AstronautというEDMのブログで、"Dance Music Has Gone Mainstream But It Doesn't Have To Sell Out. (ダンスミュージックが主流になっているが、観客を裏切る必要はない)"と題した、とても的を得た論説の投稿があった。その投稿では、EDMのDJたちが独りよがりな選曲をし始めていることを非難している。その投稿者は、「私が心配しているのはDJが単に"再生ボタンを押している"ことではなく、毎晩毎晩同じ選曲を同じ順番で再生していることだ。」と述べている。
これはかなり本当のことで、deadmau5の混乱を引き起こした原因かもしれない。個人的なステージ演出の欠点を補わないで毎回同じ選曲を再生し、会場から会場を飛び回るDJにとって、弁解の余地はないだろう。この怠慢が実際に、「ライブ」パフォーマンスをより価値のあるものにしているんだ!大きなEDMフェスティバルの後で、DJのプレイリスト(訳注:選曲のリスト)を調べて見るといい。それらは驚くほど似ている。
この状況は風刺の対象になっている。ステージの花火、自家用機、テーブルの上に立つこと(...僕もそれについては罪を認めるけど)、それからそっくりそのままのプレイリスト。EDM界のヘア・メタル(訳注:髪に大きな特徴を持つヘビーメタル)のメロドラマが(訳注:見た目ばかりで中身が薄いことを示唆している)、30年間その大きなチャンスを待った文化の価値を下げているのだ。
本当のDJが生き生きとするのは、彼らが観客の心を読み、それと同時に観客を驚かせながら何時間も演奏して危険を冒す時だ。フェスティバルのステージでは、絶対確実な装置を使って壮大なショーを組み立てることは理に叶っている。今日の状況における至高の目標は、真の即興を統合する柔軟性を持っているライブパフォーマンスだと言っても良いのではないだろうか。それが究極のWin-Win(訳注:自分にも相手にも利益があること)だと言える。LEDスクリーンのような装備を避けて自分の持ち札で闘うことを選んだDJ達に対しては、僕は彼らの意志を尊重する。彼らには、観客に毎晩違うものを提供するようにして欲しい。もしdeadmau5の巨人兵ゴリアテに少年ダビデで対戦するなら、勝つことが大切だ (訳注:古代イスラエルの王となる少年ダビデが巨人兵ゴリアテを倒す聖書物語。そのゲームがある)。観客に挑戦するために自分自身に挑戦して欲しい。そしてこのジャンルを今発掘しているすべての新しいファンに対して言いたいことは、広い心でショーに来て欲しいということだ。自分の知っている曲を聴くために待つことはない。あなたがバンドを見ていないのには理由がある。DJをすることはまだ新しい音楽の最先端にあるのだ。自分自身で驚いて欲しい。
(原文: Don't Push My Buttons ※訳注:タイトルには「僕をイライラさせないでくれ」という意味もある)
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グラミー賞ノミネーションDJ。プロデューサー。リミキサー> Image may be NSFW. Clik here to view.
同じ言葉で締められるショート・フィルム「Embrace」を紹介しよう。モーション・グラフィック・デザイナー、アシュレー・レイ・ペアサールによるこの作品は、SVA School of Visual Arts MFA Computer Artsのために製作されたもの。ダンサー、メーガン・E・マルティネズによるダンスとコンピュータ・グラフィックスを組み合わせ、通常では目に見えない、ダンサーの肉体と精神の中で起こっている現象や芸術的プロセスにつきものであるクリエイティブな葛藤"を視覚化している。優美かつ不思議な世界観を持つこの作品を、下の映像でご覧あれ。
「真似することは最も誠実なお世辞(Imitation is the sincerest form of flattery)」になるのならば、クリスティンはそうすることでローレンに返礼したのかもしれない。先日、ニューヨークでのハロウィーンイベントに現れたクリスティンは、以前のローレンと同じく、ミニーマウスの格好をしていたのだ。<Huffington Post>の読者投票「どっちのミニーがかわいい?」では、78%がローレンを、22%がクリスティンを支持。あなたはどう思いますか?
Image may be NSFW. Clik here to view.単に学校へ行きたいと主張したいう理由でタリバンから頭部に銃弾を受けたマララ・ユサフザイ。彼女がその事件以降も闘いを続けていることは世界に希望を与えています。今週末、銃弾に倒れて以来初めて彼女が立ち上がった時、世界中の人々は、学校に行って学ぶ権利を否定されている世界中の3200万人の少女達のために立ち上がった彼女を改めて認識しました。
次に、私達の友人に協力をお願いして我々のフェイスブックページの "I am Malala" にツイートや投稿をしてもらい、より多くの人々が請願書に協力してくれるように勧めなくてはなりません。今こそマララをサポートする時であり、彼女が闘いを続けるために我々はここにいるということを、彼女に示す必要があります。
Image may be NSFW. Clik here to view.今日は、瞑想について何か書いて欲しいと頼まれました。その質問とは、「なぜ私が瞑想を行うのか」というものです。私は、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギ師が始めた超越瞑想 (Transcendental Meditation 、TM瞑想) を実践しています。この超越瞑想を始める前に、私は様々な種類の瞑想について調べていましたが、それぞれの瞑想には何かしら自分向けでない要素がありました。妹は超越瞑想を始めていたのですが、その妹からこの瞑想のことを聞いた時、私が調べていた他のあらゆる型の瞑想に関連していると教えてくれて、私はそこが気に入りました。私がそう伝えると、妹の声に変化が聞きとられました。もっと幸福で、もっと自信に満ちていたのです。そこで私は「この超越瞑想をやってみたい」と言いました。
否定的なものが消えていくにしたがって、私はこれ以上はないような解放感を感じました。息が詰まるような否定的な感情というゴム製のピエロの衣装が溶けていくような感じがして、それは何とも言えないようなまぶしいばかりの解放感を感じました。何かをすることに対する幸福感は徐々に大きくなり、私のアイディアはもっと自由に流れていくようでした。仕事に対する意欲も以前よりずっと出てきて、他の人のことをどんどん好きになっていくようでした。以前よりも健康な気分がして、自分の体がずっと快適な感じがしました。世の中の全部がより良いもののように思われました。「世界はあなたを反映している (The world is as you are) 」という表現があります。これはつまり、世界はいつもと同じ世界であったとしても、私達がもっとポジティブな方向に変われば、そのいつもの世界がずっと素晴らしいものに見える、ということではないかと思います。
この超越瞑想のテクニックを学びたいと望む世界中の生徒のための基金を集めるために、意識教育と世界平和のためのデビッド・リンチ財団 (The David Lynch Foundation for Consciousness Based Education and World Peace) が創設されました。これまでのところこのテクニックを学んで恩恵を受けることができるように支援を行った生徒は25万人います。また当財団は、囚人や刑務所の看守、幼児売春で苦しんでいる子供達、ホームレスの人達、糖尿病やアルコール依存症に苦しむネイティブ先住民、心的外傷後ストレス障害 (PTSD) に苦しむ退役軍人などを対象にした資金援助プログラムにも手を広げています。そしてどの場合でも同じことがいえます。つまり、苦悩が何であるか、そのストレスや苦悩がいかほどのものかには関係なく、この方法を学ぶことができた人達は、以前よりもずっと幸せになり感じ方が徐々によくなり始めます。苦悩が消えていく感じがし始めて、自分の人生を取り戻して前向きな将来像がみえるようになったと彼らは言います。